96歳で死去したエリザベス英女王の国葬 =19日、ロンドン (ロイター)今週は米国ハワイ州ホノルルで原稿を書いている。到着はエリザベス女王国葬の2日前。弔意を示すためか、ハワイ州関係施設に掲げられた星条旗と州旗が半旗だったが、改めてよく見れば、ハワイ州旗の一部はユニオンジャック(英国旗)である。一体何故(なにゆえ)だろう。という訳で、今週はハワイで日英国葬を考える。 ハワイは英連邦の一員?なぜ州旗の一部がユニオンジャックなのか。19世紀末にハワイが米国の一部になる前、ハワイ王国建国の父カメハメハ1世が当時英国人船長と親しくしていたから? いや、王国旗制定の際に英国人と相談したからでは、など諸説ある。ただ、ハワイ王国が英連邦の一部だった歴史があるかというと、答えは否(いな)。実質的には英国の植民地にすらなっていないといえる。州旗は恐らく19世紀の最強国・英国の保護を期待した当時の国王の深慮
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