イスラエルに熱視線 NTTとソフトバンクが驚きの人事 前駐日経済公使と「モサド」元長官:イスラエル発ニュービジネス(1/2 ページ) 新型コロナウイルスのワクチン接種を世界最速級のスピードで進めている中東のイスラエル。人口は神奈川県とほぼ同じく約900万人、大きさは四国くらい、日本からは約9000キロ──遠くて小さな国であり、戦争中のイメージを持たれる人も少なくありません。 しかし毎年1400社ものスタートアップ企業が誕生する、世界でもまれに見るスタートアップ大国です。同時にアップル、グーグル、マイクロソフト、インテルといった世界的企業が、イノベーション企業を買収し、研究開発拠点をイスラエルに移しています。 2021年上半期、興味深いニュースが飛び込んできました。日本のマンモス企業であるNTTグループとソフトバンクグループが、ともにイスラエルで事業活動を活発化させているというニュースです。