タグ

2024年6月30日のブックマーク (3件)

  • 【ロングセラーを読む】『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア著、伊藤典夫訳 戦争の傷 皮肉交え描く

    生誕100周年を迎える米作家カート・ヴォネガット(1922~2007年)の小説は日の現代作家にも影響を与えてきた。軽やかで斬新な断章形式、度重なる話の脱線、アイロニーに満ちた箴言(しんげん)や警句の数々…。苦くとも優しいユーモアをたたえたヴォネガットの語り口は、現代アメリカ文学に親しんだ村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』にも流れている。 第二次大戦に従軍したヴォネガットは、戦地で凄惨な無差別爆撃を経験している。代表作『スローターハウス5』(1969年)は、そんな実体験を基にしたSF仕立ての長編小説。昭和53年に刊行された文庫は32刷17万部を超えている。 主人公の米国人ビリー・ピルグリムは第二次大戦中のヨーロッパ戦線でドイツ軍の捕虜となり、ドイツのドレスデンに移送される。ほかの捕虜とともに集められたその都市の肉処理場(スローターハウス)で、ビリーはあろうことか味方の連合国軍による無差

    【ロングセラーを読む】『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア著、伊藤典夫訳 戦争の傷 皮肉交え描く
    atashi9
    atashi9 2024/06/30
  • もう一度読む、村上春樹『風の歌を聴け』感想文 - チェコ好きの日記

    もはやパロディになってしまっている感のある村上春樹の小説の様々な言い回しですが、デビュー作の、それも最初の1行が、まるで彼の作品を象徴するような一節になってしまっているということは、良くも悪くもそれだけこの最初の1行が読者にあたえたインパクトは大きかったのだろうなぁと思います。 「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」 これはご存知のとおり、村上春樹のデビュー作、『風の歌を聴け』の最初の1行にあたる部分。 風の歌を聴け (講談社文庫) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/15メディア: 文庫購入: 43人 クリック: 461回この商品を含むブログ (461件) を見る 思えば私がこの小説を初めて読んだのはもう10年くらい前で、高校生のときでした。私は村上春樹の長編小説は全部読んでいるというハルキストではあるのですが、そのほ

    atashi9
    atashi9 2024/06/30
  • 東芝未来科学館の一般公開終了 企業向けに事業転換受け―川崎:時事ドットコム

    東芝未来科学館の一般公開終了 企業向けに事業転換受け―川崎 時事通信 社会部2024年06月29日18時04分配信 一般公開を終える「東芝未来科学館」を訪れた人たち=29日、川崎市幸区 国産初の家電製品などが展示され、子どもから大人まで科学技術を学べる川崎市の「東芝未来科学館」が29日、一般公開を終了した。東芝の事業が消費者向けから企業向けに転換していることを受けて、同館の位置付けを見直したためという。 〔写真特集〕東芝製品の歴史 同館は1961年に「東芝科学館」として開設。2014年に現在の場所に移転し、名称も「東芝未来科学館」に変更された。累計来館者数は約1119万人に上る。 館内には、東芝の歴史として日初の同社製電気洗濯機や冷蔵庫、カラーテレビなどを展示。静電気のたまった球体に触れると髪の毛が逆立つコーナーは子どもたちに大人気だったという。 小学6年生の長女と訪れた東京都大田区の会

    東芝未来科学館の一般公開終了 企業向けに事業転換受け―川崎:時事ドットコム
    atashi9
    atashi9 2024/06/30
    有り難う