映画『宮松と山下』が現地時間9月16日から24日までスペインで開催される『第70回サンセバスチャン国際映画祭』に正式招待されることがわかった。 『宮松と山下』は、佐藤雅彦・関友太郎・平瀬謙太朗の3氏からなり、「新しい手法が生む新しい映像体験」を標榜する監督集団“5月(ごがつ)”の初長編映画。香川照之を主演に迎え、過去の記憶を失った端役専門エキストラ役者・宮松の日々を描いた作品だ。日本では、11月18日(金)より劇場公開される。 宮松は端役専門のエキストラ役者。ある日は時代劇で弓矢に打たれ、ある日は大勢のヤクザのひとりとして路上で撃たれ、 またある日はヒットマンの凶弾に倒れる。来る日も来る日も真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましい。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。なにが好きだったのか、どこで何をしていたのか、自分が何者だったのか。なにも思い出せない中、