システム開発・運用に関する紛争が後を絶たない。それらの原因をたどっていくと、必ずといっていいほど契約上の問題にたどり着く。発注者であるユーザー企業が一方的に不利になる“トンデモない”契約条件が記載されているケースも少なくない。こうした問題を防ぐには、発注者であるユーザー企業のシテム部員や法務担当者が法律・契約に関する知識を身に付け、ITベンダーとの契約交渉スキルを高めるしかない。契約書に潜むリスクを見極めるための代表的なチェックポイントを、ユーザー企業の視点に立って解説する。 目次
システム開発・運用に関する紛争が後を絶たない。それらの原因をたどっていくと、必ずといっていいほど契約上の問題にたどり着く。発注者であるユーザー企業が一方的に不利になる“トンデモない”契約条件が記載されているケースも少なくない。こうした問題を防ぐには、発注者であるユーザー企業のシテム部員や法務担当者が法律・契約に関する知識を身に付け、ITベンダーとの契約交渉スキルを高めるしかない。契約書に潜むリスクを見極めるための代表的なチェックポイントを、ユーザー企業の視点に立って解説する。 目次
IPAによる海外でのアジャイル開発についての報告書「非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査報告書 (非ウォーターフォール型開発の海外における普及要因編)」を紹介した昨日の記事「海外でなぜアジャイル開発が普及しているのか? IPAが分析と提言」は、とても多くの読者に読んでいただき、ツイッターやブックマークなどでもコメントが多数寄せられました。 そうした反響の中で、この調査報告の作成に関わったアジャイル開発の第一人者である平鍋健児氏から「資料の付録にある海外でのインタビューが興味深いので注目してほしい」というメールをいただきました。 インタビューの中で「日本国内に限らず、海外でもアジャイル型開発の普及が進みにくい領域がある」という点を指摘部分は、アジャイル開発がどう位置づけられているのかをあらためて浮き彫りにしているように思います。主に、「リーンソフトウェア開発」シリ
経緯も目標もさまざま。でも、スマホ業界には夢がある! ――今回集まっていただいた皆さんは、フリーという立場でスマホ関連業務をやっているとのこと。どういった経緯で今の職に就いたのですか? M畑氏 私はもともとフリーを目指していたわけではなく、所属会社の事業転換で仕方なくなったクチです。それまでサーバサイドの仕事に従事してたのが、会社の意向でITから急に商業に……無理です。で、仕方なくフリーエンジニアになりました。ちょうど自分のキャリアとポジション、それに報酬が見合うのがスマホ関連の案件だったんです。 T林氏 私は「好きなことをやりたかった」というのが一番の動機でしたね。会社にいるとどうしてもメインプロダクトをやらなきゃならない。自分はもっといろいろなものを作りたかったので、フリーを選びました。スマホ業界はその点、面白そうだった。好きなことをやって、お金をもらえるのが一番ですね。 N岡氏 私は
ソフトウエア開発者の年収はITエンジニアの中で最低であり、平均32.6歳で416万円である――。これは、日経コンピュータが2011年11月10日号の「Close Up」コラムで紹介した3万人のITエンジニアに対する調査結果である。 同じ11月、グリーがプログラマーなど新卒社員の給与を最大1500万円とすると発表したことがネットなどで話題になった。ライバル会社のDeNAも最大1000万円と発表しており、DeNAとグリーの間でプログラマーの獲得競争が過熱している。グリーが求めているのは、単にヒット作を連発するゲームプログラマーではなく、総合的に高い技術力を持ったエンジニア・開発者である。それには、SDKやプラットフォームの開発者も含まれており、基盤システムの開発という意味で、必要なスキルは既存のITエンジニアと大きく差は無いはずである。今年書いたコードは去年より「イケてる」――。グリーの開発者
日本のオープンソース会の重鎮(そして自称プロのよっぱらいでもある)楽天技術理事のよしおかひろたか氏が、はてなダイアリーの未来のいつか/hyoshiokの日記で「IT産業には民族誌が必要だ」というエントリを書いています。このエントリにはとても共感するところがあります。 よしおか氏は以前から、ハッカー中心の企業文化を日本に根付かせたいという意志をもってさまざまな活動をされていて、今回の「IT産業には民族誌が必要だ」という意見もそれを実現する要素の1つです。 ではなぜ民族誌が必要だとよしおか氏が書いているのか、本題に入る前に、よしおか氏が言う「民族誌」とは何なのかを、今年の2月にデベロッパーサミット、通称デブサミでよしおか氏が行った講演「ハッカー中心の企業文化を日本で根付かせる」のスライドから少し読み解いていきましょう。 ハッカー中心の企業文化を根付かせるために この講演でよしおか氏は「良いソフ
このところ海外のIT系の記事で「DevOps」という言葉を見る機会が増えてきました。スペルからすると、開発=Developmentと、運用=Operationを組み合わせた言葉らしい、という程度の認識でしたが、どうやらアジャイル開発やソフトウェアの品質にかかわる新たなムーブメントとして認識しなければならないかも、と感じはじめています。 そこで「DevOps」とは何か? について調べてみました。 DevOpsとは開発と運用が協力し、ビジネスリスクを軽減する まずはWikipediaの「DevOps」の項目から冒頭の部分を読んでみましょう(2011年3月8日現在の記述)。 DevOps is a set of processes, methods and systems for communication, collaboration and integration between depar
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