日曜日の午前中に放送されている「サンデー・ジャポン」(TBS系)と「ワイドナショー」(フジテレビ系)が、ともに高視聴率を記録している。 14日の放送では「サンジャポ」が番組歴代2位となる15・1%、「ワイドナショー」は過去最高の11・6%を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。 この2つの番組、コンセプトは非常に似ている。「サンジャポ」が爆笑問題の太田光、「ワイドナショー」がダウンタウンの松本人志という大物MCを中心にした出演者が、最近の時事問題を斬っていくというものだ。ただこのようなスタイルは、特に目新しいわけではない。むしろ「昔、関西ローカルでよくやっていたな」と感じてしまう。 20年ほど前、関西テレビで「痛快!エブリデイ」という情報番組が平日の午前に放送されていた。関西ローカルのこの番組は落語家の桂南光が司会を務め、桂ざこばや太平サブロー、中田ボタンらが時事問題を「ああでもない、