ホワイトハウスに到着した米海兵隊のヘリ「マリーンワン」の窓際に見えるマスクの息子「X Æ A-12」、その右にマスクとトランプ(4月13日) Photo by Samuel Corum/Sipa USA <アメリカの出生率の低下を受けて、人口減少は文明の危機と警告。自身も人口研究などに資金を投じるほか、子作りにも励む> 2023年の出生数が過去40年間で最低水準に落ち込んだという米保健統計センターの報告を受けて、テスラとスペースXのCEOであるイーロン・マスク(53)は、アメリカの出生率の低下について厳しい警告を発した。 政治的・経済的な不安や生活費の高騰で子供を持つことを躊躇する状況が続いており、出生率は世界的に急落している。人口置換出生率(人口が長期的に増えも減りもせずに一定となる出生の水準)は女性1人当たり2.1人だが、アメリカでさえ出生率は何年もそれを下回ったままであり、長期的な人
