barringtoniaのブックマーク (5,970)

  • JR東日本「事故の歴史展示館」:読売新聞

    JR東日は9日、福島県白河市の研修センター内にある「事故の歴史展示館」で、過去に災害や重大事故に遭った車両を報道陣に初めて公開した。

    JR東日本「事故の歴史展示館」:読売新聞
  • 【水無月44種食べ比べ】京都人の「水無月」への情熱は異常らしい

    水無月、言わずと知れた旧暦6月の異称である。が、京都に暮らす人にとっては、6月30日にべる生菓子の呼び名の方が親しみ深いかもしれない。 ことの発端は、一枚のチラシ。 両面にびっしりと並ぶのは、水無月、水無月、水無月……!(画像提供:京都高島屋) 毎年6月に京都高島屋がおこなう水無月の催事に合わせて配布されるもので、なんと両面には催事で販売される約50種類もの水無月が……。圧倒的に豆豆しい。そのビジュアルインパクトに圧倒されるが、京都人の水無月への愛がうまく表現されているように思う。 事実、6月30日付近や限定販売の日には、朝から列をなすこともあるらしく、例年大好評の催事なのだそう。もちろん、それぞれの和菓子屋さんでも販売されるが、夕方になると「売切御免」の看板も見かける。 ある京都人によると、6月になるとソワソワしだし、どこの水無月をべるのかというある種の脅迫観念に襲われるという。水無

    【水無月44種食べ比べ】京都人の「水無月」への情熱は異常らしい
    barringtonia
    barringtonia 2022/06/25
    全44種の定性的なレビューに加え、定量的パラメータをまとめたスプレッドシートへのリンクがあるすごい記事
  • 『新しい世界を生きるための14のSF』幻のあとがき(文・伴名練)|Hayakawa Books & Magazines(β)

    最新世代の作品のみを集めた816ぺージの超大型アンソロジー『新しい世界を生きるための14のSF』が発売。書はもともと480ぺージ予定だったのがいろいろあって300ぺージ以上増えたのですが、さらに編者の伴名練氏から「ページ数上限の都合で入れられなかった幻のあとがき」が到着しました。文庫換算で25ぺージにおよぶ稿を、全文公開します。(編集部) 『新しい世界を生きるための14のSF』あとがき『日SFの臨界点』シリーズの読者の中には、『新しい世界を生きるための14のSF』を手に取ってみて、もどかしく思った方もいるかもしれない。各作品の著者紹介が、これまでと異なり、作品の扉裏に最小限のプロフィールを置いただけのものであり、同じ著者の別作品に手を伸ばすための情報が少ないからだ。 来は普段のように、各著者の別作品も扉裏で紹介する予定だったが、発表作品数がまだ少なく紹介に半ページ使わないであろう

    『新しい世界を生きるための14のSF』幻のあとがき(文・伴名練)|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • VRゴーグルを被りながらトイレをしたら、アバターや身体にどんな変化があるのか? | バーチャルライフマガジン

    VRの醍醐味と言えば色々あるが、体感の疑似体験はその魅力の1つではないだろうか。 現在のVR技術は主に視覚と聴覚をハックして疑似体験を演出している。 加えてアミューズメント施設ではそこに風や水しぶき、はたまた皮膚の感触の刺激を加えて体験のクオリティを上げているのだ。 ▲筐体から風やミスト、香りが発生するなどの機能が備わった、コーエーテクモのアーケードVRマシン『VR SENSE』 やはり視覚と聴覚以外の身体的刺激が加わると、VRの“そこにいる感”は数倍にも上がる。 この記事を読んでいる人はVRマニアか、はたまたVRに興味のある人だろうから、VRアミューズメント施設に足を運んだことがある人も多いかもしれない。 ▲南国の海岸で女の子とデートをするVRゲーム。女の子が自分のそばを通ると甘い香りがし、シャワーを浴びている時にはプレイヤーの顔にも水がかかってくる。 かくいう筆者も都内のVRアミューズ

    VRゴーグルを被りながらトイレをしたら、アバターや身体にどんな変化があるのか? | バーチャルライフマガジン
  • テクノエッジ創刊のご挨拶 | テクノエッジ TechnoEdge

    初めましての方は初めまして。そうでないかたは大変お待たせしました。テクノロジーメディア TechnoEdge テクノエッジ、日より始動します。 テクノロジーのカッティングエッジ / 最先端からの興奮と驚きを、未来が現実になってゆく感動を共有する媒体を目指して、編集部一同、やりたい放題に粉骨砕身してゆく所存です。 創刊にあたって改めまして、テクノエッジ編集長の Ittousai と申します。前職では2005年から約17年ほど、米国に拠地があるガジェットブログの日版編集部に所属しておりました。 多くの皆様にご愛顧いただいたEngadget日版が今年3月で終了したことから、弊誌は「事実上の後継媒体」とご紹介いただくことも多いのですが、現在も更新中の米国版・中国版Engadgetと運営上の関係はなく、私を含めスタッフの一部が共通している以上の関連はありません。 何より、Engadgetは多

    テクノエッジ創刊のご挨拶 | テクノエッジ TechnoEdge
  • 沖縄島建築 インサイドストーリー Episode3 暮らしを伝える すーじぐゎー - かふうWeb

    建物を介して沖縄の歴史文化、そして暮らしを見ていく「沖縄島建築 インサイドストーリー」。連載第3回は「すーじぐゎー」です。 那覇や沖縄のまちなかにある家々の間の狭く曲がりくねった路地、それがすーじぐゎーです。 那覇には、戦前からあるすーじぐゎーや、戦後米軍に土地を接収され帰る家のなくなった人びとが、軍政府による「割り当て土地制度」によって、無計画に住み着いた地域のすーじぐゎーなどが混在しています。 今では再開発の影響でとても少なくなってしまいましたが、生活の場としてのすーじぐゎーはまだ、そこに暮らす人びとの息づかいを伝え生き続けています。 私にとってのすーじぐゎーは、行くあてもなく歩いていて、ふと迷い込み出会う場所であり、沖縄が生きた時間を思う場所です。 今回の連載では、著書『島と歩く那覇スージぐゎー』で島とすーじぐゎーについて書かれた仲村清司さんに、暮らしのなかから見た「すーじぐゎ

  • 沖縄島建築 インサイドストーリー Episode6 憧れと外人住宅 - かふうWeb

    建物を介して沖縄の歴史文化、そして暮らしを見ていく「沖縄島建築 インサイドストーリー」連載第6回は「外人住宅」です。 外人住宅は、ほとんどが建てられてから50年以上が経過し、老朽化が進んでいますが、改装してレストランなどに使用されるなど、今でもそのスタイルを好んで使用し、暮らす人々が居ます。 まずはその成り立ちを見ていきましょう。 1945年、沖縄戦は終結しました。戦死者はおよそ20万人と言われています。 その後、沖縄は日の独立の代償としてアメリカに提供され、米軍による軍事的支配が始まりました。 1946年4月には、沖縄民政府が設立されます。 1952年4月、サンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約が発効され、日は独立します。しかし、沖縄は日から切り離され、その後日に復帰する1972年まで米軍の施政権下におかれました。 1950年に始まる朝鮮戦争によって沖縄は「Key Ston

  • 沖縄島建築 インサイドストーリー Episode1 沖縄住宅の顔 鉄門扉 - かふうWeb

    沖縄の建築を撮影して25年。 昨年末に『沖縄島建築』を刊行しました。 建物を知ることから始めて、沖縄の歴史文化、暮らしに思いをはせることを目指しました。 今回から始まる、この連載「沖縄島建築 インサイドストーリー」では、『沖縄島建築』のコラムでも取り上げた沖縄の建築にまつわる意匠や特徴について、もう一歩踏み込んで考えてみようと思います。 毎回、違ったテーマを取り上げ、私の撮影した写真とゲストによる考察やエッセーで、島建築から見える沖縄について一緒に考えてみましょう。 第1回は鉄門扉です。 今では少なくなりつつありますが、住宅の顔として人びとを迎え入れる鉄門扉。沖縄の鉄門扉にはどんな特徴があるのでしょうか。 フェイスブックで鉄門扉グループを主催している稲嶺尚子さんと鉄門扉を訪ねて街へ出ました。         (岡) 「沖縄の鉄門扉」とは 皆さんは「沖縄の鉄門扉(てつもんぴ)」と聞いてど

  • エドワード・ホッパーと戦争

    エドワード・ホッパー(1882 - 1967)の「ナイトホークス Nighthawks」は、彼の最も代表的な作品だ。 ホッパーの最も有名な作品のひとつ、「ナイトホークス」は、夜の都会の生の光景である。場所は、彼がよく知っていたグリニッチ・ヴィレッジのダイナー。1940年代には蛍光灯の照明は比較的目新しく、ホッパーはその明るさを用いて、ダイナー内部を都会の暗い夜の安らぎのオアシスとして強調している。 Ita G. Berkow [1] 「ナイトホークス」の評には、<都会の孤独>、<寂寥>、<静寂>、あるいは<オアシス>、<光と闇>といった言葉が頻繁に現れる。また、ホッパーがアーネスト・ヘミングウェイの短編小説「殺人者(The Killers)」を大変気に入っていたことから、そこに登場するダイナーと関連付けて鑑賞する人も多い。1930年代~40年代はいわゆるハードボイルド小説の古典期にあたり、

    エドワード・ホッパーと戦争
    barringtonia
    barringtonia 2022/06/21
    ナイトホークスが描かれた時期、アメリカの諸都市はWWIIの影響で灯火管制下にあり、描かれたのは失われた光景だった可能性が高い、という話
  • 贋作性について|Tamula_Rasa

    ネルソン・グッドマン『芸術の言語』第三章の議論を読んで考えたことを書きます。 《モナリザ》の絵には贋作がありえて、ハイドンの《ロンドン交響曲》には贋作がありえない。同じく、彫刻の贋作はあり得ても、文学の贋作はあり得ない。このように、芸術ジャンルごとに贋作、模倣が存在しうるかどうかが決まっているように思える。 (ここでいう贋作とはいわゆる「実物参照的な」贋作、つまり「《モナリザ》にそっくりな絵」のようなもの。ジャゾット作の『「アルビノーニの」アダージョ』や、あるいはファン・メーヘレンがフェルメールの画風を真似て描いた絵のことを指すのではない) グッドマンによれば、こうした差異は絵や彫刻(あるいは書画、ダンスも?)には同一性の基準となる記譜法がないが、音楽や文学には記譜法があることに由来するという。 「記譜法」というのは音楽でいえば楽譜であり、文学でいえば文字の配列である。記譜法は作品の構成的

    贋作性について|Tamula_Rasa
  • 「スタニスワフ・レム インタビュー」深見弾(「SF宝石」1980年6月号)|日本SF作家クラブ|pixivFANBOX

    海外作家現地取材シリーズ⑥ スタニスワフ・レム THE WORLD OF STANIALAW LEM 世界のSFの九十九パーセントはわたしの好みに合わないな S・レムVS. 深見 弾 ワルシャワから二百五十キロ、レムの住むクラクフはチェコとの国境近くの町だ。折り悪しく歯痛に苦しんでいた彼は、すべての客を断わっていたが、「地球の裏側から...

    「スタニスワフ・レム インタビュー」深見弾(「SF宝石」1980年6月号)|日本SF作家クラブ|pixivFANBOX
  • 央端社 - Wikipedia

    央端社(おうえいしゃ[1][2])は、2008年ごろからウィキペディア日語版の一部の記事において情報源として引用された書籍の出版社である。2015年になって実在しない可能性が高いことが指摘された[1]。 情報源として央端社の書籍を用いた編集者によると、央端社は宮城県の出版社で、読みは「おうえいしゃ」であるという[2]。央端社という出版社の存在は、帝国データバンクのデータベース、国立国会図書館の蔵書検索、Amazon.com、日の古屋、スーパー源氏などの商品検索で確認できない[1]。また、ISBNを管理する日図書コード管理センターにも登録されておらず、所在地とされる宮城県の宮城県図書館にも所蔵がない[2]。 ウィキペディア記事への疑惑[編集] 央端社に関する記述は、あるウィキペディア編集者が2008年ごろから作成した犬種に関する記事群において出典として用いられていた[1]。ウィキペデ

    barringtonia
    barringtonia 2022/06/20
    "央端社(おうえいしゃ[1][2])は、実在が確認できない出版社。2008年ごろからウィキペディア日本語版の一部の記事において情報源として央端社が刊行したとされる書籍が掲載されていた"
  • 奇跡じみた打率の傑作アンソロジー――『夜の姉妹団 とびきりの現代英米小説14篇』 - 機械仕掛けの鯨が

    夜の姉妹団―とびきりの現代英米小説14篇 作者:ミルハウザー,スティーヴン,ヨッセル,ミハイル,ダイベック,スチュアート,ブラウン,レベッカ 朝日新聞社 Amazon 奇跡じみた打率の一冊である。副題に添えられた「とびきりの現代英米小説」という惹句に偽りはない。雑誌『エスクァイア 日版』に毎号一ずつ訳出されたこれらの短編は、「とにかく自分で読んで面白かった作品を毎月訳していった」「……ゲラを読む段階にいたるまで、何から何までひたすら楽しかった」と訳者あとがきにあるように、柴田氏のよりすぐりのセレクト+柴田氏のノリにノッた翻訳の合わせ技が全編に渡って光っている。 夏の夜、毎晩若い娘たちが親の目を盗んで——あるいは平然と——森に出ていき、夜な夜な集いを開いている。何をしているのかは分からない。猟奇的な営みをしていると噂する者もいれば、いや何もしていないのだ、と主張する者もいる。日に日によそ

    奇跡じみた打率の傑作アンソロジー――『夜の姉妹団 とびきりの現代英米小説14篇』 - 機械仕掛けの鯨が
  • SoilGrids web portal

  • scenarios - DLab

    Research Center for DEsigning Social Innovation in Global Network Follow Us Language DLabでは設立当初から、産官学民の多様なメンバーでワークショップを実施し、「ありたい未来」=「予測ではない人々が望む未来社会」を検討してきました。その結果として、参加者のありたい未来を描いた「未来シナリオ」を作成しました。 未来シナリオを作成する過程では、キックオフイベントで出されたアイデアに加えて、2017年に学の研究者が検討した未来の研究企画や、企業や公的機関が出している未来予測なども素材として活用しました。学大岡山キャンパス百年記念館1階の東京工業大学未来年表には、「組み合わせたインプット要素」も記載しており、自由にご覧いただくことができます。 ※未来シナリオ誕生の経緯については、未来シナリオ誕生の軌跡をご覧く

    scenarios - DLab
  • 世界の終わりの安らぎと、その系譜(評論) - highland's diary

    以下に掲載するのは、2018年に刊行された『少女終末旅行トリビュート』という同人誌に私が寄稿させていただいた、「世界の終わりの安らぎと、その系譜」という文章の全文です。 hanfpen.booth.pm 自体は『少女終末旅行』の二次創作小説集なのですが、自分だけ評論を寄稿しています。自分は当時『少女終末旅行』に入れ込んでいたのですが、ありていに言えば小説が書けない人間なので、イラストと合わせて評論を書くことで作品愛を表明したいと考えていました。 が出た時点で漫画は既に完結しており、寄稿者(京大SF研有志の人たち+α)は皆それをもとに原稿を書いていたと思います。 少女終末旅行 6巻(完): バンチコミックス 作者:つくみず 新潮社 Amazon そしてこの評論は『少女終末旅行』にリスペクトを払い、『少女終末旅行』について論じたものでもありますが、より広く「世界が終わるということの安らぎ」

    世界の終わりの安らぎと、その系譜(評論) - highland's diary
  • 「角筆」の世界 文化功労者の小林芳規名誉教授に聞く

    学名誉教授の小林芳規先生が2019(令和元)年度の文化功労者に選ばれました。小林先生は、角筆(先端をとがらせた古筆記具)を用いて、紙面のくぼみで文字などを書き入れた古文献を初めて発見。半世紀を超える地道な研究を通して、角筆文献が日のみならず中国や朝鮮半島、ヨーロッパにも広がっていることを突き止めました。90歳を超えた今も研究に情熱を傾ける毎日です。光と影によって導かれる未知の世界を小林先生に伺いました。 (聞き手・広報担当副理事 山内雅弥) 私のもともとの専攻は日語の歴史の研究です。このうち未開拓であった「漢文訓読史の研究」「鎌倉時代語の研究」「角筆文献の発見とその研究」の3つの分野を新たに拓いたことが評価されたと思います。ささやかな研究が認められ、高い評価をいだいて大変ありがたく光栄に思っています。これまで広島大学をはじめ、いろいろな方々にお世話になったおかげで、皆様にお礼申し上げ

    「角筆」の世界 文化功労者の小林芳規名誉教授に聞く
  • カクヒツって何だろう?-そこにあるのに気づかない角筆の世界-|近藤友子|日文エッセイ224|日本語日本文学科|ノートルダム清心女子大学

  • 「犬王」とは何者か?アニメ監修を担当した研究者と能楽師に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

    犬王(いぬおう)をご存じだろうか。足利義満の時代にめちゃくちゃ人気があった能楽師だ。世阿弥が美少年だったころ、義満にかわいがられたエピソードをご存じの方は多いだろう。しかし世阿弥が大人になったころ、むしろ義満は犬王のほうを推していたとか。 当時の大衆人気もすさまじく、犬王が出るステージはいつも満員。一目でも犬王を見ようと、近くの屋根にのぼって見る客もいたというからすごい。しかし今、犬王の記録はほとんど残ってないという。そんな謎に包まれた犬王が主人公として歌い踊るアニメが2022年5月28日(土)から全国の映画館で公開されている。 ▲©2021 “INU-OH” Film Partners 監督はアニメ『映像研には手を出すな!』の湯浅政明、脚は『アンナチュラル』野木亜紀子、キャラクター原案は松大洋、音楽は『あまちゃん』大友良英、と、人気者たちが名を連ねる。さらに声優は、アヴちゃん(女王蜂

    「犬王」とは何者か?アニメ監修を担当した研究者と能楽師に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
  • フアン・ガブリエル・バスケス『廃墟の形』 | Living Well Is the Best Revenge

    フアン・カブエリエル・バスケスというコロンビアの作家については以前、『密告者』という小説についてレヴューした。ラテンアメリカ文学を愛好する私としても比較的最近知った若い世代の作家であるが、なかなかの曲者である。書も形式と内容、いずれにも癖のある、一筋縄ではいかない小説だ。一言で述べるならば、この小説は形式に関しては話者と語り、そして時制に関して相当に入り組んでおり、内容については陰謀史観を主題としている。フェイクニュースや「もう一つの真実」が真顔で語られる今日、書は一方できわめてアクチュアルにも感じられるが、如何せんこの語り自体も真偽が怪しいのだ。今回は内容についてもかなり踏み込んで論じることを最初にお断りしておく。 この小説は「私」がカルロス・カルバージョなる男が窃盗の疑いで逮捕されたニュースに接する場面によって始まる。カルバージョが盗もうとしたのは「暗殺された政治家のスーツ」である

    フアン・ガブリエル・バスケス『廃墟の形』 | Living Well Is the Best Revenge