選挙区の有権者に語りかけながらビラを配る鈴木馨祐氏=横浜市港北区、渡辺丘撮影 中川昭一前財務・金融相の辞任騒動や小泉純一郎元首相の「造反宣言」、麻生内閣の支持率急落……。逆風にさらされる自民党の若手衆院議員たちは21日、地元で釈明に追われた。しかし、支持者たちの口からは、追い打ちをかけるように厳しい言葉が飛び出した。 「自民党は少しおかしい。率直におわびしなければならない」。1期目の土井亨氏(宮城1区)は、会長を務める党宮城県連の新年会で、党員や支持者を前に謝った。 昨秋の総裁選は麻生首相に投票したが、中川氏をすぐ辞めさせなかったことも含め、即断即決というリーダーシップが足りないと思う。支援者からは「首相を代えた方がいい」とも言われた。 「中川さんは日本の恥。国のために働くオバマさんのような人が出てこないかしら」 横浜市港北区のスーパー前で演説した1期目の鈴木馨祐氏(比例南関東)