激戦予感の千葉知事選 自民は白石真澄氏推薦せず 来年4月に任期満了を迎える千葉県知事選で、自民党県連の選挙対策プロジェクトチーム(PT)は9日に会合を開き、民主党県連が擁立する方針を決めた関西大教授の白石真澄氏(50)から推薦要請があったと報告があり、協議の結果、政策の違いなどから推薦しないことを決めた。 自民党県連内には公明党とともに白石氏への相乗りを主張する声もあったが、引き続き独自候補擁立に向け作業を続ける。これまで県内の現職市長ら数人に立候補を打診し、断られている。 PT座長の鈴木良紀県議によると、白石氏は6日、県連事務所を訪問し、幹部に対し「自民党にも推薦をお願いしたい」と話したという。 知事選には堂本暁子知事(76)と前回落選した俳優の森田健作氏(58)が意欲を見せているほか、西尾憲一県議(57)が無所属での立候補を表明。共産党県委員会も擁立を模索している。
“麻生離れ”進む自民…次は「高村氏」の声 「次に最適なのは高村正彦前外相。バトンタッチしてほしい」。自民党の細田博之幹事長は4日、都内で開かれた高村氏のパーティーで「ポスト麻生」に高村氏を挙げた。 パーティーの主役の高村氏へのリップサービスとみられる。しかし、内閣支持率の急落を受け、自民党内で“麻生離れ”が広がる中での支え役の発言だけに波紋を広げそうだ。 細田氏は「経済は大変な状況。この苦境を回復して堂々たる国になるために麻生太郎首相は最適な人物だ」と前置きした後、高村氏をポスト麻生に挙げた。 細田氏は、高村氏が経済企画庁長官当時の政務次官。発言を知った自民党幹部は「個人的な関係から出た発言だろうが、どう受け止められるのかを考えていないのか。笑うに笑えない」と苦笑していた。
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