若林氏先行/山崎氏猛追/鈴木氏懸命 参院静岡選挙区補欠選挙情勢 新人3人が立候補している参院静岡選挙区補欠選挙(欠員1、24日投開票)について、静岡新聞社は15~17日の3日間、電話による世論調査を実施し、県内各地の取材を加味して情勢を探った。自民党新人の若林洋平氏(49)=公明推薦=がやや先行し、無所属新人の山崎真之輔氏(40)=立民、国民推薦=が猛追している。共産党新人の鈴木千佳氏(50)は広がりを欠いている。投票先を決めていない人が4割ほどいて、終盤に向けて情勢が変化する可能性がある。 岸田文雄政権が誕生して初の国政選挙で、19日公示、31日投開票の衆院選の前哨戦となる。新型コロナウイルス感染症対策や経済対策など自公政権の評価が主な争点になる。 投票率が低い傾向にある補選だが、近接する衆院選の立候補者との連動した活動で公示後、一気に関心が高まる可能性がある。投票率の行方は、組織、無党