NHK BS1の「世界のドキュメンタリー」という番組で、一昨晩から2夜続けて「ホットコーヒー裁判の真相」というドキュメンタリーが放送されました。「おばあさんがマクドナルドで買ったコーヒーをこぼして大やけどを負い、訴訟を起こして巨額の賠償金を得た」として、アメリカの“訴訟大国”ぶりを示す典型的な例として知られています。 何かのきっかけで wikipedia の「マクドナルド・コーヒー事件」の「真偽と真相」を読んでから、この件が気になっていました。ここには次のように書かれています。 実際は、リーベックには、皮膚移植手術を含む7日間の入院と、その後2年間の通院が必要であり、娘はそのため仕事を辞めて介護にあたった。そして、治療費は1万1千ドルにも上り、治療が終わっても火傷は完全には癒えず、その痕が残った。また、マクドナルドは裁判中に「10年間で700件というのは0に等しい」と発言するなど、裁判にお