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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/joyce (2)

  • イギリス「高インフレ」の戦犯は

    数週間前、携帯電話のプロバイダーからお知らせのメールが来た。通話料を1分21ペンス(約27円)から25ペンス(約32円)に引き上げるという。 今年の初めには、エセックスの外れからロンドンまでの列車運賃が22ポンド(約2800円)から23.50ポンド(約3000円)に値上がりすると聞いて震え上がったばかりだ。そして今月、ガスと電気料金の大幅値上げも発表された。 イギリスの消費者がインフレ時代のまっただ中で暮らしていることは誰が見ても明らかだ。なおかつ言っておきたいのは、他の先進国と比べても、ただでさえ物価がやたらと高いのに、その上さらに大幅にはね上がるケースが多いということ。 例えばエセックスからロンドンまでの乗車賃が6.8%上がったことにより、言うなればニューヨーク―プリンストン間(ほぼ同じ距離)より約40%も旅費が高くつくことになってしまった。 単純に言えば、この国の中央銀行であるイング

    biconcave
    biconcave 2011/08/04
    >イングランド銀行は景気悪化とインフレの2つの悪を天秤にかけ、インフレのほうがまだましだと判断した/日々預金が目減りしていく堅実な人々を犠牲にして、バブルに踊った負債者を「救済」している、というわけだ
  • 税率アップでイギリスは倹約経済へ

    僕がこのブログを書いている1月4日、イギリスでは僕の人生で3度目となる付加価値税の税率引き上げが行われた。VATと呼ばれるこの消費税の税率が7.5%から15%へと倍増されたのは、僕が子供だったとき。だが今や、その税率は20%にまで増加した。日の消費税が3%から5%に値上がりしたくらいで当時の日人があんなに怒っていたのが理解できないくらいだ。 イギリス経済は今、ひどく苦境にあえいでいるように見える。労働党は政権時の好景気の時代に、債務をいくらか削減しようとする代わりに財政赤字を膨らませた。次いで起こった2008年の金融危機を逃れるため、今度は大規模な銀行救済と一連の景気刺激策を行った。 今のイギリスには、増税してもっと税収を増やすことと、公共支出を減らすことの両方が必要だ――そう考えている点において、新たに政権についた保守党は正しいといえるだろう。問題は、彼らが支出を大胆にカットできずに

    biconcave
    biconcave 2011/01/07
    どっかで聞いたような話>労働党は政権時の好景気の時代に、債務をいくらか削減しようとする代わりに財政赤字を膨らませた。次いで起こった金融危機を逃れるため、今度は大規模な銀行救済と一連の景気刺激策を行った
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