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宇都宮徹壱に関するbobbyjam99のブックマーク (31)

  • ザッケローニの退任に思う(宇都宮徹壱) - ブラジルワールドカップ スポーツナビ

    ザッケローニの退任に思う 日々是世界杯2014(6月25日) 2014/6/26 18:20配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 W杯グループリーグ敗退となり、退任を決めたザッケローニ監督(左)。彼の4年間を振り返る【写真は共同】 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の14日目。今日は13時(現地時間。以下同)からはグループFのナイジェリア対アルゼンチン(@ポルトアレグレ)とボスニア・ヘルツェゴビナ対イラン(@サルバドール)、そして16時からはグループEのホンジュラス対スイス(@マナウス)、17時からエクアドル対フランス(@リオデジャネイロ)が行われる。 クイアバ滞在もついに6日目。当は、この日の夕方に次の目的地に向かうはずだったが、私の乗る便が早朝に変更になってしまったため、クイアバに来て2度目のホテル移動となった。今度のホテルは、今までで最もグレードが高く、最も料金が安い。つま

    ザッケローニの退任に思う(宇都宮徹壱) - ブラジルワールドカップ スポーツナビ
    bobbyjam99
    bobbyjam99 2014/06/27
    ザッケローニ監督、お疲れ様でした!
  • なぜ「日本のサッカー」は出なかったのか(宇都宮徹壱) - ブラジルワールドカップ スポーツナビ

    なぜ「日サッカー」は出なかったのか ギリシャ戦を新たなスタートラインに 2014/6/15 19:30配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 W杯初戦は1−2で逆転負け。ピッチ上で「日サッカー」は見られず、ザッケローニ監督の混乱ぶりを見るようだった【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 大会3日目。14日(現地時間。以下同)はグループCとDのカードが4試合行われた。もちろん日国民にとっては、コートジボワールとの重要な初戦のある日として、国内でもかなり盛り上がっていることだろう。日でのキックオフ時間は日曜日の10時。ブラジルとの時差は12時間なので、当地は土曜日の22時となる。この試合、当初は19時キックオフの予定だったのだが、昨年12月の組み合わせ抽選会直後に、急きょ3時間も後ろ倒しになってしまった。22時という非常に深い時間帯でのキックオフは、今大会64試合でこの試合が唯

    なぜ「日本のサッカー」は出なかったのか(宇都宮徹壱) - ブラジルワールドカップ スポーツナビ
    bobbyjam99
    bobbyjam99 2014/06/15
    "次のギリシャ戦こそ、日本が目指していたサッカーを世界に示すスタートラインとするべく、われらが代表にはしっかりと切り替えることを願って止まない。"
  • サンドニでの勝利は「奇跡」ではない - スポーツナビ

    サンドニのスタジアム前でフランス国旗を振る少年。彼は11年前の「惨劇」を知る由もないだろう【宇都宮徹壱】 フランス戦当日。現地を訪れて初めて、青空が顔を覗かせていた。もっとも、この時期のパリの天気は変わりやすい。会場に向かうべくホテルを後にすると、いきなりパラパラと小雨が降ってきた。結局、キックオフとなる21時は、やや激しい雨がピッチ上に降り注ぐこととなる。サンドニ(スタッド・ドゥ・フランス)でのフランス戦は、11年前の対戦と同様、雨模様の中で行われることとなった。 日が最後にフランスと対戦したのは、2003年6月20日にサンテティエンヌで開催されたコンフェデレーションズカップである(結果は1−2)。だが、多くの日サッカーファンにとって、より鮮明に記憶されているのはその2年前、01年3月24の「サンドニの惨劇」であろう。試合前日、動画サイトで11年前の屈辱的な試合をダイジェストで見

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2012/10/14
    "格上の相手に敵地で勝利し、これほど心地よいブーイングを耳にするのは、いつ以来のことであろうか。"
  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|必然に満ちた圧勝(1/2)

    果たして、ヨルダンは日の脅威となり得るのか? 6月3日からスタートした、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選。初戦のホームのオマーン戦を3−0で完勝した、日の第2戦の相手はヨルダンである。問題は、今の日にとってヨルダンが、どれほど脅威となり得るのか、ということ。私がもしサッカー情報番組のディレクターだったら、日の対戦相手であるヨルダンについて、どれだけの「あおり」を利かせることができるだろうか。 最新のFIFA(国際サッカー連盟)ランキングでは、日23位、ヨルダン80位。だが、ランキング以上に両者の力は開きがあるように思えてならない。個々の選手を見ても、ワールドクラスの選手は皆無と言っていい。国外でプレーしている選手はいるにはいるが、サウジアラビア、クウェート、バーレーンといった周辺国ばかり。唯一、18番のバワブが、ルーマニアのガズ・メタン・メディアシュというクラブで10番を

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2012/06/09
    "彼らがアジアの一員となって以降、まだ日本はきっちり90分で勝利していないのである。今予選は、お互いの力関係をはっきりさせる絶好の機会だ。"
  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|中村憲剛というラストピース(1/2)

    トップ下でスタメン出場した中村は7ゴールに絡む大活躍。田の代役を見事に務め、勝利の原動力となった【Getty Images】 「(今回のタジキスタン代表は)わたしが監督を務めるイスティクロルの選手が核となっている。代表合宿もそこのクラブで行った。わたしの戦術を理解しているメンバーなので、チームの意思疎通はとれている」(前日会見より) タジキスタン代表のラフィコフ監督は、昨シーズンの国内リーグチャンピオンである、イスティクロル・ドゥシャンベの監督も兼任している。シリアの失格により急きょワールドカップ(W杯)・アジア3次予選の繰り上げ出場が決まり、協会としては急いで新しい監督を決めて、3次予選に送りだすのに恥ずかしくないチームを結成する必要があった。そこで、国内リーグで結果を出しているラフィコフに白羽の矢を立てて、彼のサッカー観を共有している同クラブの選手が数多くピックアップされることとな

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|アジアカップの終わりに(1/2)

    「現時点で、日はアジアのナンバーワンと言えるのではないか? というのも、オーストラリアは地理的にアジアとは思えないのだが」 韓国との準決勝後の監督会見で、ザッケローニ監督にこのような質問が飛んだ。質問したのはイタリア人の記者だ(今大会では、アジア以外のジャーナリストも少なからず取材に訪れている)。日語に翻訳されると、多くの同業者の間から失笑がもれた。私も「それを言っちゃあ」と苦笑い。だが、実際に日のファイナルの相手がオーストラリアに決まると、先のイタリア人の質問は意外と核心を突いているような気がしてきた。確かに、アジアの頂点を争う舞台にオーストラリアがいるのは、はたから見れば不思議な感覚であろう。このところ日では、アジアカップの注目度が急上昇しているそうだが、普段サッカーを見ていない人から「ねえ、何でオーストラリアがアジアにいるの?」と質問されて辟易(へきえき)しているサッカー

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|勝因は「信じる力」(1/2)

    韓国はちゃんとサッカーをしてくるし、5試合目でやっとフットボールができる」(長谷部誠) 日本代表のキャプテンを襲名してから早8カ月。このところの長谷部の“コメント力”には目を見張るものがある。もともとよく声が通るし、質問者の目をまっすぐ見て話す姿勢にも好感が持てるし、何より自分の意見を明確に言語化する能力もかなり高い。最近はこれらに加えて、発言に含蓄が感じられるようになった(そのうち「長谷部語録」なんてが出てくるかもしれない)。冒頭に紹介したコメントは、韓国戦前日のものだが、「フットボールに専念できる」というこの言葉には、今大会の特殊性に対する長谷部なりのシニカルな思いが含有されていて、何とも味わい深い。 長谷部がまず念頭に置いたのが、中東独特の主審の判断基準であったことは間違いない。もちろん、日に不利な判定を意図的に下す審判はいなかったと思うが、それでも客観的に見ても納得いかな

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2011/01/26
    "「いいGKはミスが少ないGKだと思っているが、ミスが全くない選手は存在しない。ここ数日、彼は私の信頼を感じているし、信頼していると本人にも伝えた。」"
  • ひとつになれた日本代表 - 2010 FIFA ワールドカップ - Yahoo!スポーツ×スポーツナビ

    宇都宮徹壱の日々是世界杯2010(6月14日@ブルームフォンテーン) 6月15日 11時49分配信宇都宮徹壱(スポーツナビ) Twitterでつぶやく 大会4日目。ついに日本代表の初戦の日がやってきた。天候は快晴。キックオフ3時間前の13時に、会場であるフリーステート・スタジアムに到着する。ここは昨年のコンフェデレーションズカップを含めて2度訪れているが、やはりカメルーン戦当日を迎えた今は、何とも感慨深いものを覚える。 このスタジアムは、もともとはラグビー専用で、1995年に開催されたラグビーのワールドカップ(W杯)の会場として“ジャパン”はここで3試合を戦っている。結果は3戦全敗。特に“オールブラックス”ことニュージーランドには17対145という記録的大敗を喫したことは、ラグビーファンの間ではつとに有名である。この嫌なイメージを払しょくするようなゲームを、この日の日本代表には期待したい

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2010/06/15
    "これほどの選択肢を持ちながらグループリーグを戦えるというのは、4年前にはまったく考えられなかったことだ。"
  • 「力をください!」 日本代表 0-2 韓国代表 Yahoo!スポーツ×スポーツナビ - 2010 FIFA ワールドカップ

    「力をください!」 日本代表 0-2 韓国代表 5月25日 11時06分配信宇都宮徹壱(スポーツナビ) Twitterでつぶやく ワールドカップ(W杯)に向けた国内最後の日本代表戦。会場となる埼玉スタジアムは、あいにくの雨模様に包まれていた。ふと4年前の壮行試合のことを思い出す。ドイツ大会を目前に控えたジーコ監督率いる当時の日本代表は、2006年5月13日、ここ埼スタで壮行試合を行っている。あの時も冷たい小雨が降り注ぎ、初夏とは思えぬ肌寒さであったと記憶している。 もっとも、同じ会場、同じ天気、同じ壮行試合でも、4年前と今とではいくつかの大きな違いがある。まず、当時はW杯メンバー23名発表の前に国内最後の試合が行われたこと。対戦相手はW杯出場国ではないスコットランドで、しかもキリンカップというタイトルマッチでもあったこと(もう1チームはブルガリア)。そして何といっても一番の違いは、当時の

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|今こそ岡田監督に期待すること(1/2)

    けがが心配された中村俊(右)は先発出場したが、ゴールに結びつくプレーはできなかった【Getty Images】 2010年南アフリカワールドカップ(W杯)開幕を65日後に控え、大会に臨む23名の日本代表メンバー発表前の最後の対戦相手に選ばれたのは、セルビア代表である。かつては「ユーゴスラビア」や「セルビア・モンテネグロ」の時代に来日したことはあったが、セルビアとしての対戦は今回が初めて。旧ユーゴ連邦からは7つの独立国が誕生し、そのうちコソボを除く6カ国がFIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)に加盟しているが、残念ながらジャージーの色を青から赤に変えたセルビアだけは未見だった。それだけに、今回の彼らの来日を非常に楽しみにしていたのだが、フタを開けてみるとメンバーは国内組のみ。しかも監督のアンティッチも指揮を執らないという(代わって監督補佐のチュルチッチが指揮)、何とも

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2010/04/08
    宇都宮さんはいつもブレてない.
  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|「ギロチンマッチ」の行方(1/2)

    幸先よく先制した日だったが、韓国に逆転を許し「ギロチンマッチ」に敗れてしまった【Photo:YUTAKA/アフロスポーツ】 「ギロチンマッチ」というのだそうだ、韓国のサポーターによれば。 「ギロチン」とは、言うまでもなくフランス革命の際に発明された、処刑を効率化するための「首切りマシン」のこと。要するに、この東アジア選手権の日韓戦に敗れたチームの監督は、多分に「クビを切られる」可能性がある、という意味らしい。 確かに日韓両国とも、現代表監督の地位が盤石かと問われれば、いささか心もとないと答えるしかないのが実情である。韓国のホ・ジョンム監督は、先の中国戦で歴史的は敗戦を喫し(何しろ1978年の初対戦以来、初めてのことだ)、その上、宿敵である日に敗れたとなれば、もはや世論は許さないだろう。一方、日の岡田武史監督は、昨年9月5日のオランダ戦以降、一度も敗れてはいないものの、ファンの不安

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|ブーイングの理由(1/2)

    2月の代表4連戦。2日のベネズエラ戦を終えた日本代表は、中国、香港、韓国との東アジア選手権に臨む。早いもので、2003年にスタートしたこの大会も今回で4回目。日韓国中国と持ち回りで開催され、ついに一巡して日での2度目の開催となった。とはいえ、大会の歩みは決して順風満帆だったわけではない。03年にはSARS(重症急性呼吸器症候群)騒ぎで開催が一時延期。08年には、男子の日中国の試合で中国の選手がラフプレーを連発し、ネット上では「もう日は、こんな大会に参加すべきではない!」という憤怒の声が殺到した。いわゆる「冷凍餃子問題」とも絡んで、大げさでなく、国際問題にまで発展しかねない状況であったと記憶する。 政治的にも経済的にも、そして歴史的にも関係が深い国同士の対戦ゆえ、試合が必要以上にヒートアップするのは、やむを得ない部分はあるだろう。それでも、あくまでもスポーツなのだから、フェア

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2010/02/08
    トルシエ,オシム以外で方向性を見た記憶はない.
  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|凡戦の勝者は誰か?(1/2)

    06年W杯ドイツ大会・ブラジル戦以来の出場となった小笠原。右サイドの攻撃的MFでプレーした【Getty Images】 ワールドカップ(W杯)イヤーとなる2010年。国内における日本代表のファーストマッチは、大分の九州石油ドームで開催された。対戦相手は、南米のベネズエラ代表。この試合については、かねてより心配していることがあった。それは日本代表のコンディションでも、相手チームの気度でもなく、チケットの売れ行きが芳しくないことである。 現地・大分では、試合前日まで、代表戦の告知CMが流れていたという。それも民放3局で「チケット、まだあります!」と宣伝していたのだから尋常ではない。私もホテルで執筆中にチラリと見たが、いかにもありものの映像素材をつなぎ合わせたような作りで、クライアントの慌てっぷりが手に取るように伝わってくる。ちなみに今回のチケットは、最も高いカテゴリー1が6000円、最も安

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2010/02/03
    "日本という存在を謙虚に仰ぎ見ながら、4年後の悲願達成に向けて一歩一歩、堅実に前進を続けようとするベネズエラ。何という純真だろうか。"
  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|「テロの脅威」で隠されていた現実

    国際テロ組織、アルカイダの攻撃がうわさされる中、イエメンの首都サヌアで6日に行われるアジアカップ最終予選、イエメン代表対日本代表の試合まで、あとわずかとなった。前日に引き続き、まずは現地の治安に関する様子からお伝えすることにしたい。 5日は、午前中に日本代表が宿泊しているホテルで、岡田武史監督の前日会見が行われることになっていた。ホテルの向かいには現在閉鎖中の英国大使館があり、周辺は最も厳戒態勢が敷かれている一帯と言ってよいだろう。確かに正門の周辺には、迷彩服を着た警察官が警備にあたっていた。だが、それほど「厳戒態勢」と呼べるほど物々しい雰囲気は感じられない。少なくとも、私がこれまでに見てきた旧ソ連諸国や中国における「厳戒態勢」に比べれば、はるかに緩い、と言わざるを得ない。ホテルの警備担当者も実にフレンドリーで、簡単な手荷物検査もあったが何かしら不快な思いをすることはなかった。もっとも、

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|「若葉マーク」の日本代表、奮闘す(1/2)

    試合前、スタジアムの外壁に掲げられた横断幕。この日、日から3人のサポーターが駆けつけた【宇都宮徹壱】 イエメン戦当日。会場のアリムフシン・スタジアムは、対テロの厳戒態勢とはおよそ程遠い、何とも不思議な雰囲気に包まれていた。 試合前日、現地のメディアオフィサーが「会場内では400人、会場外では600人、合計1000人の警備員を配置する」と豪語していたが、時折、迷彩服の警察官が目の前を横切るだけで、およそ物々しい雰囲気からは程遠い。キックオフ1時間前になって、ようやく警棒と盾を持った警官隊が多数入場してきたが(銃は持っていなかった)、それとてヨーロッパの国内リーグを見慣れた目には、さほど珍しいものでもない。仰ぎ見れば、空は快晴。スタンドに視線を移すと、観客は赤い鉢巻をして念仏のようなリズムのチャントを口ずさんでいる。あまりにも、あまりにものどかなサヌアの午後のひと時。ちなみにスコアボードの

  • スポーツナビ|サッカー|FIFAクラブワールドカップ UAE 2009|コラム|バルサの戴冠で考えたこと(1/2)

    アブダビ滞在12日目。FIFAクラブワールドカップ(W杯)2009は、19日の3位決定戦と決勝をもって閉幕する。いやはや、当に長かった。これまで中東には何度も取材に訪れたが、2週間近くも滞在するのは今回が初めてのこと。翌日の夜には帰国するのかと思うと、ことのほか感慨無量である。あらためて今大会のホスト国、UAE(アラブ首長国連邦)について、この機会に思うところを記しておきたい。 アブダビ、ドバイを含む6つの首長国が連合し、UAEとして独立したのは1971年12月のこと(翌年にラスルハイマ首長国が参加して7首長国に)。FCバルセロナのグアルディオラ監督(71年1月生まれ)と、実は同じ年ということになる。この国の人たちが、ヤシの葉と泥でできた家で暮らしていたは、実はそれほど昔の話ではない。建国以来、UAEの政治と経済を引っ張ってきたアブダビとて、50年代後半に石油が発見されるまでの主な産業

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|香港戦と「世界」との間に(1/2)

    香港滞在3日目。試合前、銅鑼湾(トンローワン)にあるカフェでパソコンを開きながら、ふと顔を上げて雑踏を眺める。ここ数日、めっきり寒くなった香港は、人々が冬の衣装を身につけて、少し背を丸めながら足早に行き来していた。もはや冬の風景そのものである。手元のスケジュール表を開くと、今年も残すところあと44日。帰国後、あれこれやらなければならないことを思い浮かべると、いささか気分が重くなる。 あらためてスケジュール表を読み返してみると、今年最初の代表戦は1月20日に熊で行われたアジアカップ予選、対イエメン戦だったことが確認できる。そして今年最後の代表戦は、18日に行われるアウエーの香港戦。2009年の日本代表は、アジアカップ予選に始まり、アジアカップ予選に終わることになる。 日がアジアカップ予選を戦うことになったのは、言うまでもなく2年前の大会で3位に入れなかったためだ。アジアカップ予選免

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|開催地で得た教訓(1/2)

    試合当日。ポート・エリザベスは時ならぬ暴風にさらされていた。ホテルを出る前、買い物ついでに散策をしてみたのだが、さながら台風上陸前のような強風で、大げさでなく歩くのにも難儀するほどであった。空は抜けるような晴天なので、雨の心配はなさそうだが、それにしてもインド洋から吹き付ける風の強さは尋常ではない。ゲームにはどれだけ影響するのだろうか。街中では早くも、黄色いレプリカを見にまとったバファナ・バファナ(南アフリカ代表の愛称)のサポーターたちが、はちきれんばかりの笑顔を振りまきながら闊歩(かっぽ)していた。 今回の南アフリカ対日の親善試合は、われわれ日から来たジャーナリストにとっても、7カ月後に迫ったワールドカップ(W杯)大会に向けたシミュレーションの意味合いを持っている。移動、宿泊、セキュリティー、そしてスタジアムにおける運営、などなど。このうち運営については、いかにも「南アらしさ」と

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|応用力が求められる日本代表

    地元の孤児院の子供たちと交流する日本代表。子供たちのポジティブな反応に選手たちの表情も明るい【宇都宮徹壱】 窓がやたらとまぶしく感じられたので下界をのぞいてみる。そこには初夏の陽光に照らされたインド洋が広がっていた。冬から夏へ。赤道を越えて南半球を超えると、いつもめまいのようなトリップ感を覚えてしまう。日中の繁華街で早々とクリスマスツリーが飾られる11月、ここ南アフリカは間もなく盛夏を迎える。 南アを訪れるのは、今年6月にコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)の取材以来、今回が2度目である。ただし、この時の開催地はヨハネスブルクをはじめとして、内陸部の都市ばかりだったので、海を見ることはなかった。今回、日本代表が南ア代表と親善試合を行う会場は、港湾都市のポート・エリザベス。海沿いに広がる、典型的なリゾート地である。そういえば機内の客も、ほとんどが英語を話す白人ばかりだ。中国人と黒

    bobbyjam99
    bobbyjam99 2009/11/13
    "少なくともスタジアムで出会う人々は皆親切だし、食べ物もワインもうまいし、荒削りな自然を多分に残した風景もまた格別だ。"
  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|最終回 オランダから持ち帰るもの(9月9日@ユトレヒト)(1/2)

    2点を先行される苦しい展開ながら、日は4ゴールを奪ってガーナに逆転勝利を収めた【Photo:YUTAKA/アフロスポーツ】 ガーナ戦当日。10時30分に会場のスタディオン・ハルヘンワールトに到着する。ちょどガーナ代表のバスがスタジアムに到着して、数人のファン(ほとんどが日人)が選手たちにサインを求めている光景に出くわした。とはいえ、全体的にスタジアム周辺は実に閑散としている。今から1時間半後、ここで来年のワールドカップ(W杯)出場国同士の親善試合が行われることなど、周囲を自転車で行き交う地元の人々の大半は、夢にも思わなかったことだろう。 この日の日対ガーナは、オランダのユトレヒトで行われる試合ではあるが、JFA(日サッカー協会)の主催である。したがい、ピッチを囲むバナーはすべてが日企業で固められ、試合時間も日のゴールデンタイムに合わせて水曜日の12時キックオフに設定されている