数年前まで2桁成長を誇っていた、世界経済のエンジン=中国が減速している。だが減速ばかりに目を向けても中国の真の姿は捉えられない。これまで成長をけん引してきた第2次産業が低迷する一方で、新たな成長エンジンが立ち上がる「明」の側面もある。それこそが、経済の構造転換が急速に進む新しい中国、「ニューチャイナ」だ。中国で勝ち組となっている企業はこの転換に気付き、新しい波に乗り出している。「すぐに戻ってく
【北京=川越一】中国国家海洋局は4日、昨年12月に立ち上げた尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関するウェブサイト「釣魚島(尖閣諸島の中国名)−中国固有の領土」の日本語版と英語版を開設した。 サイトでは同諸島について「中国が最も早く発見、命名かつ利用した」などと主張。中国領としている明、清代の地図を列挙する一方、同諸島を日本領土としていた共産党機関紙、人民日報の記事や中国の地図の存在は伏せている。国営新華社通信は「国際社会に事実と真相を理解させるため」と開設理由を説明している。 ■菅官房長官、「事実歪曲」削除を要求 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は4日の記者会見で、中国国家海洋局が尖閣諸島の中国領有権を主張するウェブサイトの日本語版と英語版を開設したことについて「事実関係を歪曲(わいきょく)して中国側の独自の主張を改めて述べている。全く受け入れられる内容ではない」と批判し、中国側にサイトの削
今年のiPhone6の発売行列は、雰囲気がガラッと変わった。東京・銀座、表参道の行列には、中国語をしゃべる数百人の転売屋とみられるグループがいたのだ。(ITジャーナリスト・三上洋) 行列の半分以上が「中国語をしゃべるグループ」 19日午前0時の東京・銀座のアップルストア前の行列。約540人のうち、目算で半数が中国語をしゃべるグループ、80人から100人程度がホームレスと思われるグループだった 9月19日にiPhone6が発売された。毎年アップルストア前で行列ができるが、今年は様相が一変している。 発売前日、18日午後10時に表参道を取材したところ、並びは900人前後で、そのうちの6割以上が「中国語をしゃべるグループ」だった(筆者の目算による)。中国語をしゃべる10人以上のグループが、多数並んでいるのである。道路には、ワゴン車が何台も並び、元締と思われる人間が、各グループを巡回しながら声をか
オランダ・ハーグでの核安全保障サミットに先立ってオバマ米大統領と中国の習近平国家主席が会談し、「新型大国関係」を強化することで一致したという。 ワシントン側は以前、米中の緊密な協力関係を意味する「G2」を口にして北京に誘いかけたが、北京側は拒絶したいきさつがある。北京にとってのG2とは、米国の要請に応じるよう圧力をかけられる場になると警戒したのだ。 オバマ政権はロシアを牽制(けんせい)するため、別の言い方で中国に改めて誘い水をかけたが、中国側は今回ばかりはむげに断れない。経済・金融の側面からすれば、中国は対米配慮せざるをえないほど窮地に立つ。 グラフは2008年9月を起点に米中の中央銀行によるお金の発行量(マネタリーベース)の増加額の推移を追っている。人民元の発行量はドルに換算して比較しやすくした。マネタリーベースは本来、各国独自の経済・金融事情に応じて調節されるのだが、中国は11年後半か
昨日、安倍首相が靖国神社を参拝した。このニュースはBBCも直ぐに一面トップで全世界に伝え、その後も先程までずっと一面トップに張り付いていた。この事は、取りも直さず安倍首相の靖国神社参拝が全世界に与えたインパクトの大きさを物語っている。一方、これに対しアメリカを含め関係する国々の反応は実に早かった。 アメリカの本音を理解する鍵は、安倍首相の靖国神社参拝直後に公表されたアメリカ大使館のプレスリリースのタイミングと中身、そしてこれ以上アメリカとしての対日アクションがあるや?なしや?という事だと思っている。先ず、タイミングであるが異常に早かった。BBCの報道も早かったが、多分同じタイミングで安倍首相の靖国神社参拝直後であった。アメリカ大使館からのリリースとはいえ、アメリカ政府としての公式見解の発表であり事前に準備していたのは明らかである。その末尾に靖国神社参拝後に行われた談話内容も参照されている。
【ソウル=中野晃】パンダのいない韓国に、中国が中韓首脳会談をきっかけにパンダを贈る案が浮上したものの、費用の問題などで断念したことが、韓国政府関係者の話でわかった。代わりに中国からはトキ2羽が贈られることになった。 韓国政府関係者によると6月末の中韓首脳会談に向けた準備段階で、中国側からパンダを贈る案が打診された。韓国政府内で検討したが、パンダ舎の新設や飼育費などの試算で膨大な費用がかかることが判明。飼育そのものが難しいと判断され、大統領府で「この案は推進しない」と決めた。 代わりに、中韓政府間で以前から議論していたトキの保護での協力が浮上。27日の朴槿恵(パククネ)大統領と習近平(シーチンピン)・国家主席の首脳会談にあわせて了解覚書(MOU)が結ばれた。韓国環境省によれば、韓国には現在27羽のトキがおり、新たな2羽は年内にも来る見通しだ。 関連記事韓国へパンダ、幻のプレゼント 首脳会
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く