10月6日、米アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏の死去を悼む声が世界中に広がる中、実父の祖国である中東のシリアでも、同氏の死を悲しむ声があふれた。サンフランシスコで撮影(2011年 ロイター/Kimberly White) [ロンドン 6日 ロイター] 5日に他界した米アップルAAPL.Oの創業者スティーブ・ジョブズ氏を悼む声が世界中に広がる中、動乱が続く中東のシリアでも6日、自分たちと「血のつながった」ジョブズ氏の死を悲しむ声があふれた。同氏の実の父親がシリア人であることはあまり知られていない。 ジョブズ氏はサンフランシスコで米国人の母親ジョアン・キャロル・シーブルさんと、シリア人の父親アブドゥルファター・ジョン・ジャンダリさんの間に生を受け、その後すぐに養子に出された。 ジャンダリさんは以前、シーブルさんの父親がシリア人である自分との結婚を認めなかったため、生まれたばかりのジョブズ