1990年代初頭から記者としてまた起業家として30年以上にわたりIT業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア(スペイン)の元日本編集長を経て現在に至る。
![コレは買いです→コンパクトなUstream配信アダプタ「LiveShell」速攻レビュー【増田(@maskin)真樹】 | TechWave(テックウェーブ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/701e2a997336ba818936120aba3a7a9d635dae38/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftechwave.jp%2Fimages_inbox%2F2016%2F05%2Fa459ffd8-s.jpg)
[読了時間:4分] ウェブがまたしてもパラダイムの転換期を迎えようとしている。パラダイムの転換期とは、これまで「常識」とされていた考え方が180度ひっくり返ることを意味する。そして今後、1,2年でひっくり返ることになるとわたしが考えるのは、ウェブ上のコンテンツはほとんどすべて「フリー」であり、コンテンツビジネスは「フリーミアム」が基本という「常識」だ。 「フリーミアム」とは、無料コンテンツで囲い込んだユーザーのほんの一部に対して有料コンテンツを販売するというビジネスモデルだ。このブログメディアTechWaveも、フリーミアムがビジネスモデル。ブログメディア上で収入を得ようとは思っておらず、読者のうちのほんの一部の方が参加してくれるセミナー、勉強会、ツアーで事業が成り立っている。今日のウェブ上のビジネスの多くは、このようにほとんどがフリーミアムを実践している。 このビジネスモデルが180度ひ
[読了時間:1分] 大変な変革期が差し迫っていても変化できない企業は多いが、このグラフを見れば企業って変化できるし、変化できないというのであればそれは経営の責任だってことをつくづく感じる。 2008年6月の時点でAppleの売上全体に占めるiPhoneの売り上げなんて微々たるもの。なのに今は、iPhoneの売り上げがAppleの売上全体の半分近くを占めている。 パソコンの売り上げは減っているわけではないけれど、全体に占める割合では4分の1ほどに落ちている。これなら確かにApple Computerという社名からコンピュータという言葉を取るのも納得。 変革期にありながら「紙の本が重要なことは変わりません。紙の本の文化を守っていきたい」「携帯電話業界は成熟期なので伸びないのは当たり前」などと主張する人がいる。自分たちで自分たちの業態を定義してしまい、そこから飛び出せないようにしている。縮小傾向
3ヶ月前に「iPad入手1週間、外出時に持ち歩かなくなった」という記事を書いたことを覚えている人からはお叱りをうけそうなので、ひと言弁解。僕は、レビュー記事を書くのなら2回は書くべきだと思う。購入直後の「最速レビュー」とかいわれるタイプと、「最遅レビュー」とでも呼ぶべきじっくり使い込んでからのレビューの2本。最速レビューって、購入したてで嬉しくて仕方がないので、いいことばかり書いてしまうって人が多いように思う。でも1、2ヶ月使い込んで本当はどうだったの、という話が聞きたいものだ。なので、僕も2回目のレビューを書こうと思う。 最近はネットを見ていると「iPadを使わなくなった」という声をちらりほらりと見かけるようになった。仕事をするにはパソコンのほうがいいのは初めから分かっている。iPadのよさは電子書籍や映画などのコンテンツを手軽に利用できるところにあると思うのだが、そうしたコンテンツがま
株式会社ネイキッドテクノロジーの携帯電話向けツイッターアプリ「Twittie(ツイッティー)」が、iPhoneに搭載されているツイッターアプリを超えた。 そんなわけはない、と思われるかもしれない。iPhone向けアプリは、世界中の開発者がしのぎを削る激戦地帯。日本で開発されたアプリが世界を超えるわけがないー。僕もそう思っていた。しかし日本のユーザーにとっては、Twittieのほうが使い勝手がよくなったと思う。 なぜなら「ふぁぼったー」や「togetter(トゥギャッター)」などといった日本人にとって馴染み深いツイッター関連サービスが、Twittie上で使えるようになったからだ。 Twittieのことは以前から気になっていた。ツイッターはガラケー、もしくはフィーチャーフォンと呼ばれる日本の一般的な携帯電話のケータイブラウザ上でも、もちろん利用できる。ただフォローしている人数が少ないうちはブラ
AppleのiPad向けにAmazon.comが提供している電子書籍リーダーアプリkindle for iPadを使ってThe Facebook Effectという本を読んでいる最中なんだが、できればApple自体が提供する電子書籍リーダーアプリiBooksで読みたいと思う。なぜならiBooksでページをめくる際の、指先にページの端がついてくるような表示の工夫が、実際に紙の本をめくっているようで楽しいからだ。kindleアプリのほうは、ページが横にスライドするだけなので味気ない。 個人的にはiBooksのユーザーインターフェースのほうが気に入っているわけなんだが、このことがかえってわたしにあることを気づかせてくれた。それはわたしが気に入っているにもかかわらず、このページをめくるようなインターフェースがいずれ廃止されるということだ。そしてもっと言えば、電子書籍というテキスト中心の知的生産物の
米Wall Street Journal Blogsは、Credit SuisseのアナリストSpencer Wang氏が、Appleの新型タブレットiPadの登場などでAmazon.comの電子書籍の市場シェアが現在の90%から今後5年で35%にまで激減すると予測したと報じた。 一方同じ予測を報じているAllThingsDigitalによると、Amazonの電子書籍の市場シェアは、今年中に72%に低下すると同氏は予測しているという。 Amazonのシェアの低下の原因は、iPadだけではなく、Googleが開発中とみられるタブレット型パソコンの影響もあるようで、同氏はいずれ市場がAmazon、Apple、Googleの3社で3分されるとみているようだ。(関連記事;AppleのiPad、GoogleのChromeOSタブレット、買うならどっち?) ただ3社が競争することで、電子書籍の市場が急
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