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ブックマーク / blog.livedoor.jp/habuakihiro (8)

  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:インハウスとかセルフサービスとか - livedoor Blog(ブログ)

    以前に業務システムの開発はインハウス(社内での内製)の時代になっていくのではないかというようなことを書きました。 ところがそれを野放図にすると、今度は全体最適というか他の業務との連携などで上手くいかない、野良アプリの蔓延というような事態に陥ってしまう。なので全体的な視点を持ってそれぞれのアプリケーションをインテグレーションすることが重要になる。 とはいうものの、全体的な視点で、となるとどうしても総論的になっちゃって各論の詳細を詰め切れない。そこで現場からすると使い勝手の悪い現実的とは言い難いアプリケーションになってしまう。だから使ってもらえないという風になるので、一番良いのはユーザさん自身が自分でささっと作れるように出来ないかというところに舞い戻るわけです。 このあたり、集中と分散のトレンドの繰り返しにも似たものを感じるのですけど、もっと突き詰めて考えると、今のアプリケーション開発の方法と

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    bull2 2009/06/03
  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:今日のCouchDB - livedoor Blog(ブログ)

    メインフレーム時代とはCOBOL時代と言い換えてもいいでしょう(RPGやPL/Iの方には申し訳ない)。これは更に言い換えると固定長のパラダイムだとも言えます。オープンシステム時代になりRDBMSが主流となったときに一番のパラダイムシフトは、実は明細の扱い方だったと言えます。 COBOLをご存じの方はOCCURSを当然使っていたはずです。OCCURSとは繰り返しを表すもので、売上データというファイルがあったときに明細部分は繰り返しになりますから、OCCURSを指定します。ややこしい言い回しを使っていますが、要するに配列定義ということです。 さて、COBOLは固定長のパラダイムだと書きました。実はこのOCCURSで定義される配列は繰り返し数が事前に固定されます。例えばOCCURS 5.と書けば5回繰り返しということです。一応可変長が可能ということになってはいるのですが、多分今でも指定した上限を

  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:インハウス時代のソフト会社 - livedoor Blog(ブログ)

    ここ数年、OSS(オープンソースソフトウェア)関連で講演させていただくときに「インハウス(内製)が復権する時代の到来」ということをお話させて頂いてます。 このような事例があったりします。 ということは、逆に言うと弊社のようなオーダーメイドの業務システムを作っているソフトウェア会社は困ってしまうわけです。自分たちで出来るからお前らイラネ、ってことになってしまいかねません。 では、私たちは当に無価値になってしまうのかというと、そこはまた違うと考えています。プロとして提供できる価値というものを考えていくことで、生き残っていけると考えています。逆に言うと、従来通りのままで大丈夫などと考えていると厳しい時代であるともいえます。端的に言うと、作る作業と手間に対しての対価を頂くのではない、別の収益構造を模索していく必要があるのでしょう。 そもそも作ること自体に対価をもらうのを前提とするならば、OSSな

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    bull2 2009/02/23
  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:起業・経営の必要条件 - livedoor Blog(ブログ)

    どうも最近、昨年の終わりくらいから起業に関する質問などを受ける機会が増えています。質問は多岐にわたるのですが、概ね2つに分類できます。「起業するために予め準備しておく方が良いものは何か?」「会社を継続していくためには何が重要か?」です。スタロジにはクレドがあったりするので、恐らく質問の裏側の期待としては「経営理念」とか「ビジョンの明確さ」的なものを求めてるのでしょう。ですが、はっきり言って違います。それら以上にもっとプリミティブな「絶対必要条件」があるのです。 ここにも書いたように会社を継続するのはかなり大変なことで、創業して3年を越えられるかどうかというのさえ丁半博奕みたいなものですから結構きつかったりします。 会社というのは、お客様に買って頂いて、そのお代をやり繰りして生きていくものです。ですから買って頂く、あるいは売る力は不可欠です。それが営業なり販売なりというものです。そしてお金

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    bull2 2009/01/14
    『つまり「営業と財務」がちゃんと出来てなければ、いくら優れた技術力があり、優秀な人材が揃っていて、明確なビジョンと戦略があって、人を大切にする気持ちがあっても、簡単に潰れます。』
  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:締め切り効果 - livedoor Blog(ブログ)

    年末、結構な数の会社が越年を断念して倒産・廃業をしたようです。近所でも今までトラックが何台も行き来していた会社さんがもぬけの殻になってたりします。今年に入ってからこのブログに書く内容も少し趣が変化していますが、それは明らかな変化を実感しているからで、去年と今年は全然違うと感じるのです。 去年までは「このままではやばい、危険だ」などと言われ続けてきても、それでもどこかで破滅はまだ先のことのようにぼんやりと思っているというのが世情だったように感じます。それは私が1989年の大学3回生だったときに「これはおかしい」と感じて中退して社会人になったときに似ています。その後景気が一気に悪化して後に89年当時はバブルと呼ばれることになるのですが、そのただ中にいたときには「これは続かないんじゃないの?」などと危機感を持っている人はいても、切迫感は小さかった時期です。私が「今のうちに社会に出た方が安全な気が

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    bull2 2009/01/09
    「2011年になってようやく底を打ち、2012年くらいから見通しの明るさを実感出来るようになるのではないか」
  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:買わない時代 - livedoor Blog(ブログ)

    ここ20年くらいはマーケティング指向であることが重要だとされ、そのためにセグメンテーションやニーズの的確な把握などが色々と論じられてきたわけです。ニーズの多様化だとか多品種少量生産などという言葉は、ここから発せられています。その一環として、高付加価値などというのもよく言われます。 ところが恐らく潮目が変わったように感じるのです。需要が飽和しているというのはずっと言われ続けていることです。もの余りの時代と言われてきました。だからこそ差別化・個性化・高付加価値などによって選ばれる存在になろうという切り口でマーケティングの理論は進展してきました。そこには「選んで買う」というパラダイムであるという前提があります。 上記の生産指向からの移り変わりは、需要と供給の関係が変わるに従って遷移してきたものです。そこには一貫して「買う」というパラダイムがありました。しかし今、100年の1度(実際はどうであれ)

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    bull2 2009/01/09
  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:ボトルネック - livedoor Blog(ブログ)

    ギョイゾー!の実装における開発生産性の高さには自負があります。一方で、そのキャパシティを活かしきれない状況になってきました。別の工程がボトルネックになってきたのです。 ところが今では製造自体には1時間もかかりません。もちろんカスタマイズ部分や完成品の検品作業などに時間は必要ですが、圧倒的に製造工程のサイクルタイムが短縮された一方で、要件定義工程は従来どおりの時間がかかっているため、非常に目立つようになってきました。 また、この要件定義という作業が出来る人間を育成するのも、まだまだ結構大変なので人数を増やすことでスケールさせるということも難しかったりします。また、以前にも書きましたが相手あってのことですし、お客様の側の納得形成までの時間が必要というのもあって、なかなか一筋縄ではいかない課題です。 そういうわけで今はこの要件定義のキャパシティ改善を考えています。要件定義の量産化と呼んでもいいの

  • 株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:ギョイゾー!の裏側 - livedoor Blog(ブログ)

    今日は少し技術的な話です。スタロジはいわゆるウォーターフォール型というスタイルで仕事をしています。そして工程別に担当が分かれています。 ブリスタを使っての打ち合わせが完了したら、ブリスタから設計情報を出力してスタロジの中でファクトリと呼んでいる所謂工場のライン的なチームにそれを回します。すると、プロジェクトごとの段取り替えなど含めておよそ20〜30分程度で実際に納品可能なシステムが一式出来上がります。 ・正規化されたデータベース ・追加・更新・削除の一連の処理 ・権限によるアクセスコントロール ・ワークフロー ・多様な検索 ・検索結果のCSVダウンロード ・入力支援のためのポップアップするマスタ検索画面など ・各種仕様書 およそ業務システムとして必要な一式が完成します。これは画面数やテーブル数などの規模には左右されません。工場となっているサーバのメモリ容量などの物理的成約で作業時間が決まり

    bull2
    bull2 2008/10/29
    開発者はフレームワーク作りに終始する
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