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ブックマーク / blog.livedoor.jp/takahashikamekichi (8)

  • 「指名」と「延長」がズレている日本の政治。 : Espresso Diary@信州松本

    2008年02月11日19:25 カテゴリ地域経済 「指名」と「延長」がズレている日政治。 松城の敷地を出ると、左手には1階建てのファミリーマートが見えてきます。日銀の支店は近く、観光地としても最高の立地で、以前はここに千代田生命のビルがそびえていました。 破綻した生保の土地とビルを1億円で買った人は、テナントを募集しましたが入居がなく、ビルを取り壊しました。その費用は、おそらく2,000万円ほどだったと私は推測しています。つまり1億円を軽〜く超える不動産投資をした所有者に入っている収入が、コンビニのテナント料だけという状態なのです。もちろん固定資産税を払い続ける義務もある。コンビニは、ただ何となく見過ごしてしまう風景にすぎませんが、その背景を調べてみると、衰退する日の観光地の現実が浮かび上がってきます。 松城を訪れる観光客の数は、大きく減っています。2005年は、53万人。多か

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    bull2 2008/02/14
  • 地域経済でも、世代間のギャップが明らかになっている。 : Espresso Diary@信州松本

    2007年12月13日23:52 カテゴリ地域経済 地域経済でも、世代間のギャップが明らかになっている。 この1年、近所の高齢者、とくに男性たちの間で、挨拶のようになっているのが、マンションの話。「マンションやホテルばっかり建っちまって」。「あんなもの、そのうち潰れるわ」。マンションだって他人の家なんですから、商業者の私は、さすがに陰口を言うようなことはできません。しかし、町内会長や商業団体の役員には、平気でこのように言うばかりか、反対運動のノボリまで出している人がいる。すでに地元の新聞では記事にもなっていますから、私は「マンション住民の人たちが、どんな気持ちをいだくのか?」当に心配になってしまいます。 私は、高齢化した地方の商業者の感覚が、時代から取り残されているのだと思います。「保守的」というよりは、「頑迷」という感じ。自分たちが慣れ親しんだ地域や日は、どんどん変わっていく。でも、

  • 分散投資には、2つの意味がある。 : Espresso Diary@信州松本

    2007年05月05日23:52 カテゴリ投資と経済 分散投資には、2つの意味がある。 ブライアン・フリーマントルが描くウォール街。ほろ苦くて意外な結末は、いつもの通りです。ちょっとした会話の背後に、葛藤があり、諦めがあり、虚栄があり、すれ違いがあり、焦りがあり…という、あの独特の描写には、やはり魅力があります。私は、冴えない中年男が組織の不条理の中で知略を尽くして生き延びるチャーリー・マフィンのシリーズが好きなんですが、知りすぎた女は、金融の世界が舞台になっているので読んでみました。 「金とは財布に入った緑色の紙ではなく、売買可能な市場の商品であることを悟り…」とサラリと書かれている部分(33ページ)は、何度も見てしまいます。財布に入った紙は、右から左へと消えていくフローのお金。商品となるのは、債券や株式などに姿を変えるストックのお金。ここを分けて考えることが大事なんですね。いかにフロー

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    bull2 2007/05/07
  • ヘッジファンド・ブリテン。 : Espresso Diary@信州松本

    2007年04月01日23:50 カテゴリ政治 ヘッジファンド・ブリテン。 信州の県議選では、すでに7人の当選が無投票で決まりました。その選挙区は、飯山市・下水郡、上水内、東御市、南佐久、東筑摩、北安曇、木曽。どこも1人区です。高齢化が進み、地価が下がり続け、輸出産業の拠点が少ないところでは、候補が対立して論戦や勢力争いを繰り広げることもないのです。そして医師や看護師が足りない。私は、日のどこでも同じように医療や福祉を受けられると思い込むことが、もう無理になっていると感じます。私たちは、能登半島の地震のような映像を毎年見るようになりました。多くの高齢者が体育館に寝泊りし、家に帰れず、将来に対して不安を抱いている光景。豪雨や台風がやってくれば、またどこかで同じことが繰り返されるでしょう。当たり前ですが、災害は、いつどこで起きるか予想ができません。地域を離れる選択をする人が増えるのも、やむを

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    bull2 2007/04/03
    「に高齢者が増えている地域こそがヘッジファンドのように利回りを確保してくれる仕組みを切望せざるを得ない」
  • 老後に必要なのは、お金だけではない。 : Espresso Diary@信州松本

    2007年03月11日23:34 カテゴリ地域経済 老後に必要なのは、お金だけではない。 雇用統計を受けた週末のアメリカ株は小動き。これからも米国の統計は、景気の減速と堅調さを示す入り乱れた数字が出るような気がします。原油は60㌦、ゴールドは650㌦。為替は1USD=118円と円安ですから、月曜日の東証は堅調な動きになりそう。私の中長期の見通しは、変わりません。日株は、緩やかに上昇。為替は、緩やかな円安。債券市場では、イールドカーブがフラット化。資源エネルギー関係は、高止まり。暴落の局面では、外国人と機関投資家がともに「売り越し」ながらも、個人が「買い越し」でしたから、やはり個人投資家の強気が相場を支えているのでしょう。市場は常に一方だけに進み続けるわけではないので、円キャリートレードの撒き戻しも、株価の下落も、これから繰り返し現れると思います。そして、円高や株安に振れるたびに、個人の資

  • 夕張市と姉歯マンションの共通点。 : Espresso Diary@信州松本

    2006年11月27日01:31 カテゴリ投資と経済 夕張市と姉歯マンションの共通点。 夕張の怒れる市民たちの姿は、どこかで見たような気がします。姉歯設計によるマンション偽装の被害を受けた住民たちと似ている。片方は自治体の問題、もうひとつはマンションの欠陥として別々に分けられていますが、ふと気づいてみたら生活の基的なところに落とし穴があった、という衝撃は共通しています。見た目が立派で豪華に見えても、目立たない肝心な部分がスカスカで、多くの家族が人生のやり直しに直面しているという点でも似た出来事だと思います。 夕張市にも議員や市長を選ぶ選挙はあるし、マンションだってメーカーや経営者を良く調べてみる手段はあったはずです。どちらにも自己責任の部分があるといえばあるんですが、「そうは言っても、いちいちそんなところまで見ているわけではないし、自分たちだって同じような状況になったら、きっと途方に暮れ

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    bull2 2006/11/28
    「プライス(価格)を買うのでなく、ヴァリュー(価値)を買うべし」
  • 米ドルと人民元の間で揺れる日本円。 : Espresso Diary@信州松本

    2006年11月28日00:30 カテゴリ投資と経済 米ドルと人民元の間で揺れる日円。 1ドルが116円まで戻りました。ドル安に動いている間にCNNが報じていたのは、2つの大きなニュースです。ひとつはイラクで宗教対立が激化し、多数の死者が出ていること。ふたつめは、レバノンの大臣が暗殺され、背後にシリアの関与が疑われていることです。両方とも中東の全体に影響がある話ですから、私には「有事のドル売り」のように見えました。原油は戻して60ドル。これからもイラクとイスラエル周辺の動きは、市場に影響を与え続けるでしょう。 ブルームバーグは、中国人民銀行の幹部のコメントを流していました。「もしも来年アメリカが利下げをしたなら、それは中国の人民元にとって上昇圧力となるだろう」という話。さらりと読めば何ということはないニュースですが、私には中国側からの恫喝のようにも思えました。ワタシ流に翻訳すると、こんな

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    bull2 2006/11/28
  • 『ジム・クレイマーの株式投資大作戦』。 : Espresso Diary@信州松本

    2006年09月10日18:59 カテゴリ書評 『ジム・クレイマーの株式投資大作戦』。 テンション高めな人が多いCNBCの中でも、特にエネルギッシュな男がジム・クレイマー。早口で何を言っているのか?私には良く分かりませんが、翻訳された『全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦』なら落ち着いて読むことができます。派手なテレビでの振る舞いとは裏腹に、株式投資に対する考え方や手法は、とてもオーソドックスだと思います。彼は分散投資の重要性を強調しながら、「利益ゼロの新興企業は金の卵」とも述べ、全体の20%程度は投機的な投資を行うことで高いパフォーマンスを実現しようと訴えています。たしかに「バイ&ホールド」だけでは、高い収益を実現することは難しい。ITバブルがピークを打っていた2000年の3月に「全面撤退」を訴えたジム・クレイマーならではの、現代的かつ実践的な一冊です。 株式投資

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    bull2 2006/09/14
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