Presidentの2007.10.1号で、山田真哉氏の「なぜ、儲ける人は株価と財務諸表を見ないのか」と題した記事には、「会計数字」の特徴が分かりやすく解説されていた。会計数字とは、感情を抜かれた特殊な数字であり、裏を返して言えば、数字から感情を抜く道具が、会計である。 ・・・ 会計数字は、空間と時間を越えて比較することができる、というより、そうした比較ができるように会計のルールはつくられているのだ。また、このことは、会計数字は「企業をモノ化する」と言い換えてもいいだろう。 ・・・ そもそも非効率・非会計的な株式会社に効率性を持ち込むため、株主によって送り込まれたエージェント、それが会計の正体なのだ。このような特徴をふまえて「事業計画に会計数字は使うな」と言う。そして、もう一つ大切なポイントを示唆している。会計数字を予測に使ってはならない ・・・ 多くの企業が会計数字をベースに未来予測をし
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