ニューハーフバーが集まる東京・新宿2丁目で無許可で風俗店を営んだとして、警視庁四谷署は、風営法違反(無許可営業)の疑いで、新宿区新宿、ニューハーフバー「ラ・セゾン」の実質的経営者、藤井哲也容疑者(51)=同区富久町=を逮捕、同店を家宅捜索した。 同署によると、同店は新宿区では老舗のニューハーフバー。平成2年ごろに藤井容疑者の叔父が開店しており、長年にわたって無許可営業を続けていた可能性がある。藤井容疑者が経営者になったのは、16年夏。従業員は男性7人で、うち5人はニューハーフだった。売り上げは月400~500万円で、これまでに約4億6900万円にのぼった。 逮捕容疑は、13日深夜、風俗店の営業許可を得ていないにもかかわらず、女装をしたニューハーフの男性従業員(40)に都内の男性会社員(48)の接待をさせたとしている。 同署によると、藤井容疑者は「違法とは分かっていたが、取り締まりに対する認