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みなさんがこれから生きて行く時代過去の時代に比べればより自分というものが問われるものになります。 戦争に巻き込まれることはないでしょうが、大災害に襲われる可能性は高くあります(富士山も爆発するでしょうし東京に大震災は訪れるでしょう)。しかし、生きるということは、避けがたいことは受けいれるということです。そして、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないというなら、人まねをしないことです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることは、実際には過去の時代にもそう多くはありませんでした。大学の先生のお話なんか聞いてないで、漁港や寒村で働く人の話を聞いてごらんなさい。 生きることはいつの時代でもむずかしいものです。なぜか。あ
筆者にすれば、デフレ脱出も、財政再建も、少子化解消も、まったく難しいものではない。その解決策は、本コラムに記してきたとおりである。これらの問題は、不合理によって生じているものなので、解決策に痛みが伴うわけでもない。それが見えにくいのは、常識の一歩先にあるというだけだから、次の世代にとっては、当たり前のことになっているだろう。 日経の「C世代駆ける」の連載がされているところでもあるし、次の世代のために、25年後を見据えた日本の姿を描いてみようと思う。先に挙げた課題が解決された後、次の課題は、どんなものだろうか。一言で述べれば、自然な存在である人間の「身体に合わせた経済社会」だろうか。 一世代の長さは25年とされる。女性の妊娠確率が最も高まるのが24歳だから、最初の出産は25歳頃になる。一つの世代が次の世代を産み出すまでにかかる時間が「25年」ということだ。この妊娠・出産に最善の時期は、経済や
日本の世代間格差はもはや世代間搾取と呼ぶにふさわしい「犯罪的」領域にあり、世界的に見ても日本ほど「老人」が優遇され若者が搾取され続けている国は類を見ません(後ほど具体的数値でしっかり検証します)。 野田政権は、国家公務員給与削減、国会議員定数削減、社会保障制度の見直しを口にしていますが、所得の少ない若年層や将来世代に負荷が大きい消費税増税に着手することが先決事項と覚悟を決めている節がありますが、これは本末転倒でしょう。 毎年1兆円づつ増加している日本のいびつで破綻している社会保障費に大きなメスを入れること無しに、消費税を10%上げたくらいでは財政バランスを保つことなどできません。 世代間搾取がいかに「犯罪的」か、下の表と図を見ていただければこの国の治世者の誰も言い訳はできないはずです。 ■表1:世代別の受益・負担と所得(単位:千円) 2005年現在の年齢 生涯純負担 生涯所得 生涯純負担率
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神戸新聞の元日配達号に「中高生のために」一文を草して欲しいと頼まれた。 困難な時代を生きる君たちへというタイトルを頂いた。 神戸新聞購読者以外の方の眼には止まらなかったものなので、ここに再録する。 みなさんがこれから生きて行く時代はたいへんに困難なものとなります。 戦争に巻き込まれるとか、大災害に襲われるとかいうことではありません。そうではなくて、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないということです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることがむずかしくなった。 ただし、「むずかしくなった」だけで、まるで不可能になったわけではありません。そこがむしろ問題なんです。受験勉強なんか無駄、学歴なんか無意味、資格や免状も
昨年末、ビジネス書において驚異的な記録が打ち立てられました。 岩崎夏海さんの著書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(以下・『もしドラ』)が二年連続でビジネス書年間ベストセラーランキングの首位を飾ったのです。 ビジネス書でミリオンを突破した作品は『もしドラ』の他にも水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』がありましたが、二年連続で一位となるのは史上初の快挙となります。 なにせ『もしドラ』のおかげで、元ネタとなったドラッカーの『マネジメント【エッセンシャル版】』が十万部から九十万部へと売り上げを伸ばしたというのだから驚くほかありません。 岩崎さんは『もしドラ』を出版する前から著名なアルファ・ブロガーとして知られていました。彼のブログ「ハックルベリーに会いに行く」は、今でも記事を書けば必ず注目を浴び、アクセスが殺到します。 多くの人はこれらの事態に対して、次のよ
前回と前々回のあらすじ まともな解説ぅ? そんなもん読みたきゃ、たまごまごごはんに行けばいいだろうが!? 七日目 神は天地創造を果たした後、7日目に休息を取った。が、モゲマスを始めて7日目の俺に休息は無かった。 それ以前から、正月休みだというのに、スタミナが回復する時間に目覚ましをかけて起床するというモゲマス中心の生活を送っていたのだが、本格的にトレードを開始してから眠りが大分浅くなり、ほぼ一日中起きていた。俺が寝ている間に、物凄いお得なトレードの情報がスレに書き込まれているかもしれない。そう思うとおちおち眠ってもいられないのだ。しかも、脳内麻薬が変に分泌されているためか、きっちり目が覚めるから性質が悪い。 血走った目で2chのトレードスレを見続ける気迫の篭った姿は、一流の相場師に勝るとも劣らない。ちなみにこの作業で得られる利益を時給換算すると、約500ペリカ。刺身にタンポポを乗せたり、テ
大学は4日が仕事始め。あまり人がいないのでゆったりと仕事ができる。 これまでにもらっていた修士論文のドラフトにコメントを入れ終わる。まだ送ってくれていない人もいるのだが、大丈夫なのだろうか……。とはいえ、例年は1月中旬がドラフト〆切で、今年だけ1ヶ月前倒ししているので、まだ例年並みなら書けていない人がたくさんいただろうし、そんなにビハインドがあるわけではないと思うが…… 昼過ぎ、とあるプロジェクトのミーティング。やはりいろいろな分野の人が集まると、刺激になるなぁ。問題は (実際に作る) 人手・時間が足りていないことで、こればかりはコツコツやる以外どうしようもないが……。 妻から「おもしろいよ」と言われて「1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記 大学教授公募の裏側」を買って読む。 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記 大学教授公募の裏側 (光文社新書) 作者: 中野雅至出版社/メーカー
面白い本を読んだのでその内容を紹介し、最後に我流の未来予想をしてみたいと思います。 参考文献:「イヴの乳 動物行動学から見た子育ての進化と変遷」 小原嘉明 激変しているヒトの家族 多様な動物の家族について説明した後で、ヒトの家族が進化と共にどんどん変化してきたことが、本書の最後9・10章あたりに書かれています。 動物の家族の形態は様々ですが、哺乳類のほとんどは母子家族で父親が子育てを手伝う種は5%に満たないそうです。現在アフリカのサバンナに生息しているゲラダヒヒやマントヒヒも母子家族なので、おそらくヒトもサルだった頃は母子家族だったと想像されます。例えば鳥類ではカルガモは母子家族です。母ガモの後を可愛いヒナ達がよちよち歩く姿はお馴染み。メスだけで育児可能な場合、オスは協力せず他のメスを探し回り交尾回数を増やして自分の遺伝子コピーを増やそうとします。 他方、南極の皇帝ペンギンはオスとメスが協
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