写真は伊賀市内を走るストレンジなミニバス、忍者号。黒井宏光さんが頭領をつとめる伊賀流忍者集団・黒党の忍術パフォーマンスは、海外でも人気があるそうです。 マンガや映画で、忍者がしゃべるときの記号的表現にもなっている、「〜でござる」という語尾。藤子不二雄Aの『忍者ハットリくん』のハットリくんが使ってる、あの「ござる」だ。 片ひざついて頭下げ、「〜でござる」と言うだけでもうなんか、忍者な気がしてくる。 しかし、だ。 忍者の里として有名なのは、言うまでもなく伊賀(三重)・甲賀(滋賀)。三重も滋賀も、関西系の言葉をもともと使っているはずで、ござるなんて語尾は、どっちの方言にもなさそうだ。本物忍者は、実際には「ござる」とは言ってなかったのではないか? じゃあ、なんで忍者が話すときには「ござる」という記号が定着したのか。 各地で忍者ショーや忍者教室を行う、伊賀流忍者集団・黒党(くろんど)頭領、伊賀流忍術
扱われた言葉の中には、確かに私自身にも馴染みの無いものもありましたが、あえて、「なんだ、国立国語研究所なんて偉そうな看板を上げて、こんな言葉も知らないのか」というものだけを挙げてみました。 今回リストアップされた言葉をチェックしていきますと、要するに、世代間ギャップの問題のように思えます。 「今どきの若い歌い手は、みんな同じに見えて個性が感じられないな」これは、若いタレントに個性が無いのではなくて、単にある世代から上の人間には馴染みが無いというだけですよね。 今回の外来語問題も、社会一般には定着しているが、ある世代から上の世代には馴染めないという言葉が多いという気がします。失礼な言い方をすれば、あと三十年ほど経てば、馴染めないグループの人間のほとんどが居なくなって自然に問題は解決されるというような。 その一方で、特定のグループの中だけで通用している専門語が、マスメディアの中で無自覚に使われ
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめ
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「この件につきまして、発表させていただきます」 この手の「させていただく」表現が世の中に溢れかえっている。 目立つようになってからもう長いことたつのでそろそろ収まるかと思っていたが、 ぜんぜんやむ気配はない。むしろしょうけつをきわめる一方である。 こいつが大嫌いである。もとより人に頭を下げるのが嫌いな元軍人の父をもち、 武士は食わねど高楊枝をきめこんでいるような偏屈な男であるから、 へり下る敬語表現自体をあまり好きでないという傲慢なところがある。へん、 オレがあんたに発表させてやってるってわけじゃないだろ? 自分の発表だったら堂々と自分の意志でやってるんだという態度でしゃべれよな、 というわけだ。 ところがそういう時代遅れの中年オヤジの意固地な思いなぞ、 もちろん誰にも聞こえるわけはなく、 あらゆるところでこの軟弱卑屈が幅を利かせるようになってしまった。 ちょっと巷の文例を蒐集してみたので
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