気どるな、力強くめしをくえ!「大衆食堂の詩人」といわれた、後期高齢ステージ4癌男、エンテツこと遠藤哲夫のブログ。 きょうは、雑誌『dankaiパンチ』2007年10月号(飛鳥新社)に書いた「異境、辺境、秘境…としての酒場」を載せる。これは「極私的旅行の愉しみ」に寄せたもの。この頃、何度か、『dankaiパンチ』に書くチャンスをいただいた。ま、まいどのことながら、いまなら、もう少しはうまく書けるハズだけど。なんちゃったりして。 『dankaiパンチ』は、赤田祐一編集長に、太田出版の『クイック・ジャパン』編集長だった森山裕之さんを副編集長に迎え、体制を強化したが、廃刊になったのでした。森山さんや、美濃さん、清田さん、どうしてるかな。 では、以下。 ある日、電車に三〇分ばかり乗って都内の某所へ飲みに行った。ところが気に入っている酒場が二軒とも休みだった。さてどうしようか、また電車に乗るか。おれは