黒人はなぜ足が速いのか―「走る遺伝子」の謎 (新潮選書) 作者: 若原正己出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/06メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (16件) を見る ひとことで括ると「人種と遺伝子」の本である。人種差別を助長するとして、アメリカの出版社であれば発売を躊躇するであろう。『黒人はなぜ足が速いのか−「走る遺伝子」の謎』というタイトルは刺激的だ。対称的能力である「知能の遺伝子」の議論に直結しかねないからだ。 ともあれ、本書でも取り上げられているスポーツ遺伝子のひとつ「ACTN3」については、日本でも2万円弱で検査を受けることができる。ネットで申し込み、口の中をこすった綿棒を郵送するだけだ。 これだけで、自分が短距離向きなのか、長距離向きなのかを判断することができるようになっているのだ。日本人の陸上選手がこの検査結果をうけて、短距離か
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