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ブックマーク / hongokucho.exblog.jp (6)

  • 「むちゃくちゃな話に(日銀は)耳をかさないように」=共産党・大門先生にしびれる | 本石町日記

    平成22年04月13日、参院・財政金融委員会の日銀半期報告。共産党の大門実紀史先生の一言にしびれた人は多かっただろう。国会議事録にアップされたので、発言部分を以下に記したい。個人用メモとして。 「…この間株価がちょっと戻ってきたと。もうのど元過ぎればといいますか、また行け行けどんどんみたいな今日も発言がありましたけれども、日銀に対してもあれやれこれやれと。金を買えですか、金を買えとか土地を買えとか、もうしまいには原油を買えと言い出すんじゃないかと思うぐらい、もうむちゃくちゃな話ですよね。ああいう意見には耳を貸さないようにしてもらいたいというふうに思います。 やっぱりきちっと、のど元過ぎればじゃなくて、あのときの教訓をきちっと引き出さなきゃいけないと。大体、この間もお話ししたことあるんですけれども、あれやれこれやれと言う人に共通しているのは結構資産家の方が多いですね。自分の資産がかなり目減り

    came8244
    came8244 2010/04/27
  • 政府の「デフレ宣言」の意味はよく分からない=反インタゲ・財金分離主義者の対策は… | 本石町日記

    政府が「デフレ宣言」した。一般的に「宣言する」という行為は、それが悪い出来事であるなら、何らかの対策を伴うもの。悪いことが起きた、と叫ぶなら、悪いことを修正する対策が必要なはず。ところが、今回は対策めいたものは見当たらず、デフレだ!と叫んだだけのように見える。マスコミはもとより大変な事態は喜んでラッパを吹くかのように報道するので、対策なしのデフレ宣言はデフレ期待を強めるだけではないか、と思った。 民主党政権は、ご案内のように日銀総裁人事で強力な財金利分離主義を発揮し、同時にインフレターゲット論者の伊藤隆敏東大教授も副総裁候補としてふさわしくない、と拒否した。この路線で日銀に何らかの緩和策を迫るなら、インタゲなしの量的緩和(国債買い入れを伴う必要なし=民主党は財金分離主義者なので)となる。ところが、菅経済財政相は量的緩和を求めるわけでもなく、現在の低金利政策が堅持されればいい、みたいな感じで

    came8244
    came8244 2009/11/21
  • あるメディアが記者クラブを除名されたら…=逆説的だが、超強力なメディアになるかも | 本石町日記

    ツィッターで「記者クラブを楯にして新聞を有料化しようと企てる人たち」というエントリーを知った。まあ、そういう考えもあるのだろうなあ、との感想を抱きつつ、ちょっと別なこと考えてみた。談合に参加せず、記者クラブを除名されたメディアの行方である。 エントリーでは「新聞社お家芸の『記者クラブからの締め出し』をすれば、その社には情報が入らなくなる」とあったが、この情報が公的機関のものなら、別に記者クラブにいなくても不便はない。各機関のホームページで開示されているからだ。この点は日銀も同様で対外発表において記者クラブも一般向けも差はないと思う(詳細な照合は行っておりません)。 一般的に記者クラブだけに重要事項が発表されることはまずないのではないかと思う。重要なことであるほど一般向けにも発表するはずで、調べたことはないが、多少タイムラグが生じ得る程度ではないだろうか。日銀もほぼ同時のタイミングで発表して

    came8244
    came8244 2009/08/18
  • 正社員は長期雇用を享受するのか=私的な労働観です | 本石町日記

    正社員と非正規雇用の格差解消のため、前者の権利を弱めるべきである、という議論がある。正社員の首を簡単に切れるようにすれば、労働のパイは広がるのかもしれない。または、会社がここぞとばかりに首を切って、雇用が一段と悪化する可能性もある。これは景気次第であろう。パイが広がっても、それは労働市場全体のワークシェアリングで、社会の不安定化をある程度軽減するだろうが、マクロ的に所得は増えるものではない。 で、ここから先は私的労働観である。 正社員・非正規雇用の格差問題では、終身雇用または長期雇用とかが正社員の特権みたく言われるが、この特権を享受できるかどうかは、労働者それぞれの価値観と会社の社風や労働の中味次第であって、中小零細企業を転々とした私自身は長期(or終身)雇用という概念は念頭になかった。 うための仕事についてちょっと書いたこちらのエントリーにも通じるのだが、長く働くことはむしろ絶望感を深

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    came8244 2009/05/21
  • 「職人国家」のステータスは維持できるか…=「私の履歴書」 | 本石町日記

    田淵野村証券元会長の「私の履歴書」が終わった。印象的だったのはやはり最終回で、具体的には以下の部分である。 ・今も「(80年代のバブル崩壊前夜と同様に)海の色が変わった」という胸騒ぎを覚える→ドルを基軸とする管理通貨制度の終えん ・日は「職人国家」としてそれなりのステータスを保っていける→金融立国は幻想である このエントリーでは職人国家論を取り上げたい。長年、金融カーストの下位に甘んじ、大蔵省を頂点とする資主義計画経済の金融に息が詰まる思いをし、また「日人には外国人を使いこなせない」ことを痛感している方なので、日が今後も「職人国家」として生きていくしかないとの思いが強いのは良く分かる。履歴書では「軍事力も持たずに『金融立国』の幻想を抱いている人は幻滅するかもしれないが…」と述べているが、これは正論だ。 私も田淵氏の主張に概ね同意するものだが、職人国家としてのステータスがどの程度維持

    came8244
    came8244 2007/12/05
  • アルミ価格が1g=1円を突破すると… | 本石町日記

    1円玉が流通しなくなる可能性が高いのだろう、とふと思った。アルミ価格は現在1kg400円弱程度のようで、まだまだ額面突破には余裕はあるが、仮に突破しちゃったら財務省(造幣局)・日銀はどう対応するのだろう。ニーズはあるだろうから発行停止するわけにはいかないし、かと言って製造したとしても、1円玉が1円以上で売れるなら、アルミ鋼材に化けていくだろう。 ところで、私はうかつにも知らなかったのだが、1円玉の製造コストは大分前から1円以上になっていたのですね。逆ザヤで1円玉を作っていたとは…。ということは、財務省としてはシニョリッジ確保の上ではあまり1円玉を作りたくない、というインセンティブが働く。財務省が日銀に貨幣を売却する際(貨幣の通貨発行益はまさに額面から製造コスト引いたもの)には、1円玉のロスを埋めるために高額貨幣を抱き合わせている構図に見えるなあ。 スイカとパスモの連結は貨幣(小銭)流通を減

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