中国外務省の馬朝旭報道局長は27日、米国が信教の自由に関する年次報告書で、中国を「特に懸念のある国」としたことに反発し、「報告は事実を無視しており、偏見に満ちている」と非難する談話を発表した。 馬局長は「チベットは中国の内政問題」とし、米側に対しチベット問題を利用した中国への内政干渉をやめるよう求めた。(共同)
京極夏彦が様々な作家や学者と雑誌で対談したものから、妖怪を軸に編集したもの。正当な歴史学から認められない妖怪だが、かといって民俗学も進歩がないのではないか、といった批判も飛び出す*1。 保阪正康極左説が生まれた原因の対談が収められていて、そこが見所の一つ*2。290頁の発言などは、確かにナイーブな2ちゃんねる住人にはつらかったことだろう。 もともと日本陸軍の思想というのは「日本というのは物質がない。戦費もないから肉弾突貫作戦だ」でしょう。肉体が武器です。真っ正面からぶつかって行けという考え方が軍のなかに一貫してありましたね。だから玉砕はするわ、特攻作戦は進めるは、平気で虐殺もするわということになるんですけれどもね。 もちろん保阪氏は保守派であり、321頁では自身を保守派*3と位置づけている。 でも、生者の世界では、「戦後民主主義」や「個人主義」の旗色がだいぶ悪くなっている(笑)。僕は過度の
社会主義は1990年代に崩壊したと思っている人が多いようだが、本書も指摘するように、スターリンの死んだ1953年から崩壊は始まっていた。1960年代後半の新左翼は社会主義国を「スターリン主義」と呼んで敵視しており、1980年代に崩壊したときは、とっくに知的権威を失っていた。むしろ問題は著者もいうように、あんな非効率な国家がなぜ70年以上ももったのかということだ。 共産主義はユートピア思想としては古くからあったが、マルクスの思想は圧倒的に完成度が高く、多くのインテリを魅了した。しかし当の労働者には彼の思想は理解できず、西欧では共産主義運動は失敗した。ロシア革命は、第一次大戦のドサクサにまぎれたクーデタで、レーニンとトロツキーの革命政府は少数派による軍事政権だった。共産主義が貧しい民衆の支持を得たのは、党にすがれば今よりいい生活ができるという救済の約束だった。 この点では、社会主義は「科学
衆院選が終わった。事前にマスコミが想定したとおり民主党の地滑り的な圧勝となり、政権交代が実現する。自民党は大敗した。国民選択の結果である。それがもたらす成果も国民が享受していくことになる。日本国憲法に書かれているように(そう書かれているのを知ってましたか?)、民主主義とはそのような制度だという以上はない。個人的には、二大政党による政権交代を目指し、自民党を割って出た小沢一郎氏を長期にわたり、それなりに共感をもって追ってきたので、達成の日を見ることには感慨がある。が、政治とは所詮妥協の産物であるとはいえ、ここまで大きなを国家を志向する政府の実現を素直に喜ぶこともむずかしい。 私は前回の小泉郵政選挙を支持した。いわゆる小泉改革も、それが小さな政府を志向している面において支持した。その後の自民党政権は、小さな政府志向から逸脱し、しかも年ごとに入れ替わる短期政権でもあり、期待感は失せた。麻生政権が
春秋子、オリジナル発言を聞いてないんじゃないかな。 先行きが不安なら結婚をためらうのも無理はない。就職氷河期は晩婚化や少子化を加速した。 と学生に言われて、「俺もそう思う」って麻生さんは答えたんだよ。春秋子と麻生さんは同じだよ。 経済はわれわれが立て直すから安心して結婚準備をとなぜ言えないのだろうか。 国家というのは民間の税を吸い上げてできたもので、経済の根幹は民間にある。若者を前にして、きみたちにがんばってほしいと政治家が言っていけないのだろうか。 麻生さんはぼんぼんだけど、昭和の貧しい世界を見てきた。あの時代、手鍋一つで結婚を始める人がいた。惚れたからでしょ。惚れるっていうのは尊敬できるってことだし、貧しさのなかで生きるっていうことは一生懸命稼ぐことだった。一生懸命稼ごうとすれば貧しくたって結婚はできるよというのは麻生さんのみならず、昭和の貧しい光景を見た人には自明のことだった。 ⇒Y
小池氏、幸福実現党とタッグ結成も「金正日拘束」「ミサイルUターン」にドン引き…東京10区 幸福実現党の旗がたなびく前で街頭演説を行った小池百合子氏 東京10区から立候補する自民党の小池百合子元防衛相(57)が17日、幸福実現党の泉聡彦氏(38)との共闘を宣言した。 10区では無所属での出馬を予定していた小林興起氏(65)が民主党の比例東京ブロックに公認され、民主候補の支援に転身。これに危機感を持った小池氏の陣営は、14日に泉氏に選挙協力を打診した。これに泉氏は「小池さんと志は一緒」と回答、あっさり不出馬を決めた。 17日は、北朝鮮による拉致工作の拠点とされる東京・池袋のクラブ「ニューコリアン」跡地前で2人そろって演説。「自公」ならぬ「自幸」の共闘に、小池氏は「幸福実現党と拉致問題についてしっかりと協力していきます」と語った。 ただ、泉氏が「北朝鮮にレンジャー部隊を送り込み、金正日を拘束して
2009年08月13日01:00 カテゴリTaxpayerBlogosphere 「自民党」も「民主党」も絶賛買収中 ほえ? Twitter / Akihiko Koizuka: ほえー。自民党をググるとスポンサーリンクに・・ [追記アリ]ほえー! 念のため、他の政党も。 自民党 - Google 検索 - 買収中 民主党 - Google 検索 - 買収中 公明党 - Google 検索 - 買収中 共産党 - Google 検索 - まだ 社民党 - Google 検索 - まだ みんなの党 - Google 検索 - まだ こういうのを小賢しいってんじゃないの? ....これで、幸福実現党は、ネットを敵に回したよ。 Google の Reputation もかなり下がったよこれで。 選挙を待たずして敗者が二人。 Dan the Taxpayer 追記(同日03:00) livedoo
イランでは若い処女の死刑執行は禁止されている。そのため若い処女の囚人の処刑前に結婚式が「合法的」に行われ、性交を強要された後に処刑された。このイランの事例が今月報道され、欧米と中東で少なからぬ反響を呼んだ。 The Jerusalem Post 'I wed Iranian girls before execution' エルサレム・ポスト 2009年7月19日 特別寄稿: Sabina Amidi ”私は処刑前のイランの少女と結婚した” 衝撃的で前代未聞のインタビューにおいて、最高指導者アリ・ハメネイ師のイラン神権体制の非人間性が暴露された。イランの民兵組織バシジの一隊員が、過去数週間に及ぶ街頭での抗議運動の鎮圧においてどんな活動をしてきたかを告白したのである。 またこの男性隊員はそれ以前のバシジでの任務の実態について詳細を語った。処刑前のイランの若い女性たちに対する強姦への強制的参加の
もう15年ほど前になるが私がトルコ旅行をした後、内藤正典のトルコ滞在記「トルコのものさし日本のものさし」(参照)を読み、自分と同世代で、普通のムスリムの生活をやさしく見つめるこの論者に関心を持ち続けてきた。近著「イスラムの怒り(内藤正典)」(参照)も、普通のイスラム教信者の視点から、西洋が彼らに浴びせる非難について、イスラムの心がどう受け止めているのかをわかりやすく解き明かしている。 特に書名が暗示するように、普通のイスラム教信者が、異教徒の言動の、どこに怒りを覚えるのかという問題に重点が置かれている。日本が今後、対外労働者をどの程度まで入れていくのか現状では不明だが、世界最大のイスラム教国インドネシアとの人的交流が活発化するなか、同書で述べられているイスラムの「常識」は普通の日本人も理解したほうがよいだろう。できることならイスラム教と限らず、異文化における生活人の思考様式のごく常識的な部
● 米国の中東政策の行方 「ワシントンにおける政策形成過程に大きな影響を与えること」「社会の風潮がイスラエルに好意的なものになるよう、あらゆる手段を用いること(米国社会全体が、イスラエルへの支援は戦略的、人道的な根拠にもとづいているという主張を受け入れるようにすること)」。このためにイスラエル・ロビーは、次の4つの方法で目的を達成しようとします。 1. 政府高官らが遂行したいと思っている政策を阻止すること。 2. 政府高官が避けたいと思う政策をやるように圧力をかけることで、その際には、政府高官が自ら進んでその政策をやりたいのだと振る舞うようにさせること。 3. 米国の指導者がイスラエル・ロビーが反対する計画を推進できないようにすること。 4. 人々の考えや意見をイスラエル・ロビーの好ましい方向に変え、それによって指導者がイスラエル・ロビーの支持する政策を進んで実行するようにさせること。 イ
初音ミクがヘブライ語と日本語で歌うイスラエル国歌の動画が1年9ヶ月ほど前にニコニコ動画からYouTubeに転載された。それ以来この動画を巡って議論が絶えることはなく、コメント数は現在までに1600を越えもうすぐ1700に迫っている。 オリジナルのニコニコの動画はこちら。 初音ミクに「Ha'tikva」を歌わせてみました。 以下、YouTubeのコメント欄の翻訳。 yumeko15 とってもいい=D わたしもイスラエルに住んでる。これ大好き ^_^ dinocka12 日本人死ね! クソ共死ね! 馬鹿げた歌い方しやがって… これだから中国人や日本人は嫌いなんだよ! イスラエルに口づけを! ballebanan いったい何が問題だっていうんだ? dermeistervonhoeth この動画の歌声はコンピューターで合成されたものだ、低脳 Rajikoni 私はユダヤ人だが、この動画を侮辱的だな
幸福の科学「金田一少年」漫画家、女子アナら衆院選へ 「幸福実現党」決起大会 宗教法人「幸福の科学」(東京、大川隆法総裁)が設立した政治団体「幸福実現党」が27日午後、都内のホテルで約1000人が参加して立党決起大会を開いた。 この中で、17人の衆院選第一次公認候補が発表されたが、麻生太郎首相の福岡8区には『金田一少年の事件簿』などで知られる女性漫画家、さとうふみや氏(43)が公認され、さながら漫画対決の様相に。 東京比例区では日テレの元ニュース番組キャスターだった田中順子氏(47)と、ロックバンド「ザ・ブルーハーツ」のベーシストだった音楽家、河口純之助氏(48)が公認された。 このほか、民主党の鳩山由紀夫代表の北海道9区や、与謝野馨財務・金融相の東京1区などについても公認候補が発表された。
最近、日本の右傾化(軍国主義化)を懸念する人が多い中で、マルチン・ニーメラーというナチス・ドイツ時代を生きた有名な牧師(プロテスタントの神学者)の言ったこととして、彼のセリフがいろいろなヴァージョンで引用されているようですが。 よく引用されるらしい、丸山真男のヘンな訳はこちら。 →なぜナチスを阻止できなかったのか−マルチン・ニーメラー牧師 なぜナチスを阻止できなかったのか−マルチン・ニーメラー牧師の告白− ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。 それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安をましたが、それでもなお行動にでることはなかった。それからナチスは教会
先日荻上チキさんと話していて投げかけられた質問は, 「経済学者って何であんなに偉そうなんですか?」 というもの.あぁぁぁぁもう自分も含めて思い当たる節が多すぎる.その時は茶飲み話だったんでたいした話はしませんでしたが,実際どうなんだろ. http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20090407#p1 私が経済学者というかメディアに重宝されているエコノミストたちへの根本的な違和感は、「・・・・で、現実の人間がその通りに動けなかったらどうするんですか?」という点にある。 そのことを、学問の性質上考えられないと限界を素直に認めるならいいのだが、なぜかそうしない。むしろ、動かない現実に直面すると「官僚や族議員が既得権を守って動かない」といった、叱責や説教に奔ることが多い。現実の人間社会がまずあって、それを経済学の理論によって分析するのではなく、逆に経済学の論理に人間
日本メディアによると、米国のヒラリー・クリントン国務長官が2月16日から2日間の日程で日本を訪問する。日本がヒラリー氏就任後初の訪問国となったことに、米国が再び「頭越し」外交を行うことを懸念していた日本の多くの政治家は興奮冷めやらぬ様子だ。彼らは、これは米民主党とオバマ政権が依然として日本を重視していることを示すものであり、米国外交における日米同盟の重要な地位に変りはなく、日本はヒラリー氏が初の訪問国に日本を選んだことで、1998年のクリントン大統領の「頭越し」訪中により失ったメンツをついに挽回したと考えている。(文:蒋立峰) 実際には、ヒラリー氏が最初の訪問国に日本を選んだのは、日本をなだめるためではない。ヒラリー氏は以前、米日同盟は「米国のアジア政策の礎」と表明したが、礎になったからといって、礎が常に一丸とは限らない。日本が、こうした本来余り真剣になるに値しないことに、これほど真剣に
「反ユダヤ」的な報道に対して抗議活動を繰り広げることで有名な米人権団体が、今度は、テレビ朝日の討論番組「サンデープロジェクト」にかみついた。人権団体は、司会の田原総一朗氏が、「田中角栄元首相はユダヤにやられた」などと発言したと主張。「言語道断で受け入れられない」として謝罪を要求している。一方、テレビ朝日側は「『ユダヤ』とは言っていない」としており、言い分が食い違っている。 「ナチ『ガス室は』なかった」記事に対して猛抗議 同センターが問題にしているのは、2009年3月8日放送のテレビ朝日系「サンデープロジェクト」での、司会の田原総一朗氏の発言だ。 この日のゲストは田中真紀子氏で、西松建設への献金をめぐって民主党の小沢一郎代表の秘書が逮捕されたことについて「国策捜査」と批判する声があがっていることについてのやりとりが繰り広げられた。 話題は、田中真紀子氏の父親、田中角栄元首相がロッキード事件で
石原莞爾の主著である。来るべき最終戦争によって世界は統一され戦争がなくなる、その戦争は日本を中心とする東洋とアメリカを中心とする西洋の決戦である、という独特の思想を主として戦史分析の観点から詳述している。 1940(昭和15)年5月29日、石原莞爾は京都市にあった福島清三郎(東亜連盟会員・柔道家)の道場、義方会において、「人類の前史終らんとす」と題した講話を行った。これを筆記・整理したものが、「世界最終戦争論」である。B6判88頁の小冊子として立命館出版部から刊行された「世界最終戦争論」は、数十万部に及ぶベストセラーとなった。その後、同書の読者から寄せられた質問への回答をまとめ、1942(昭和17)年3月20日に新正堂から出版された『世界最終戦争論』に、「世界最終戦争論」、「戦争史大観」、「戦争史大観の由来記」と共に、「『世界最終戦争論』に関する質疑回答」として収録された。ただし著者は、1
大本事件(おおもとじけん)は、新宗教「大本」の宗教活動に対して、日本の内務省が行った統制[1]。大本弾圧事件とも呼ばれる。1921年(大正10年)に起こった第一次大本事件と、1935年(昭和10年)に起こった第二次大本事件の2つがある[1]。特に第二次大本事件における当局の攻撃は激しく、大本は壊滅的打撃を受けた。また、宗教団体に治安維持法が適用された初の例であった。 明治維新以降、帝国政府(大日本帝国)は宗教に対する統制を強化し、神道系新宗教(黒住教、金光教、天理教等)も教派神道として国家の公認下に入った[2]。一方、明治時代後期に誕生した大本教(事件当時は皇道大本)は、教祖出口王仁三郎の活動により教勢を拡大し、知識人・軍人の入信、新聞社の買収、政治団体との連携や海外展開により大きな影響力を持つようになった[1]。大本教(王仁三郎)の活動に政府・警察・司法当局は危機感を抱き、結果、二度の大
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