タグ

2006年11月18日のブックマーク (4件)

  • 時間と死 - 内田樹の研究室

    土曜日は入試。 このところ土曜日の仕事が立て込んで、八月から後、ずいぶん長いこと合気道の稽古に行っていない。 スケジュール帳を見ると、八月からあと、稽古に顔を出したのは数回で、年内もあと1回しか芦屋に行く機会がない。 30年来、どんなことがあっても、つねに「合気道中心」に生きてきた私であるが、さすがにこの年回りになると「稽古があるからダメです」で断ることのできぬ浮世のしがらみがだんだん増えてきたということである。 よくない傾向である。 授業がある日の仕事は「授業がありますから」と言ってきっぱりオッファーを断っているわけであるから、「稽古がありますから」ときっぱり断り切れないというのは、どこかに「合気道の稽古は私事である」という思いがあるからであろう。 そういう考え方はよろしくない。 授業が公的な仕事であるように稽古も私にとっては公的な責務である。 来年からは土曜日の仕事はすべて「稽古があり

    chanm
    chanm 2006/11/18
    "いじめで自殺する子どもたちにとって、教室で過ごす1日の主観的な長さは大人たちの何週間か何ヶ月かに相当する"たしかに長そうだ。
  • 茂木健一郎 クオリア日記: ひるがえり ひっくり返って かけて行く

    取材の最後に、 「なにか俳句を書いてください」 と言われてこまった。 とっさに、「ひるがえる」という イメージが浮かんだので、 それを追った。 応募するとプレゼントになるそうである。 ひるがえり ひっくり返って かけて行く つまりは、自画像であり、 自分の人生はこのカエルのようなものだと 思っている。 昨日芸大の授業の後で 学生たちと上野公園で飲んでいると、 NHKのありきち(有吉伸人チーフプロデューサー) から電話があった。 「もしもし茂木ですけれど」 という声を聞いたとたんに、 「ああ、茂木さん、だいぶ声が良くなりましたね」 と言って、二言三言で切れた。 ありきちは、探りを入れてきたのである。 先週声をつぶして御迷惑をおかけした。 その声も、かなり良くなって、 そうだ、今は「かけて行く」のだ。 いやあ、諸君、声が出るというのが こんなにうれしいことであるとはねえ。 『プロフェッショナル

    chanm
    chanm 2006/11/18
    "口先だけ勇ましい男たちは信用できない。後始末などする気がないからだ。いざとなったら真っ先に逃亡する。本当に身を投じる意味のある戦場は、貧困との闘い、虐待の防止、啓蒙活動、より良き人間性への接近"
  • 教育基本法と真の国益について (内田樹の研究室)

    教育法が委員会を通過した。 これまで何度も申し上げたとおり、教育については国は口を出さない方がいいと私は思っている。 それは「国が教育に口を出さない方が私にとってよい」ということではなく、「国が教育に口を出さない方が国にとってよい」と思っているからである。 忘れてもらっては困るが、私は熱烈な愛国者であり、日が住みよい国になって、日国民がにこにこ幸福に暮らすことを切望する点において、私の愛国心を超える人間としては急に訊かれると村上龍くらいしか思いつかないくらいくらいのパトリオットなのである。 加えて、ガバナンスのコストをできるだけ削減したいと望んでいる点においては、おそらく日国官僚のうちで私以上に計算高い人間を探すことはまずもって至難の技であろう。 その私が言うのだから、信じて欲しい。 教育のことはそれぞれの教育現場で各自好きにやってもらうのがもっともコストパフォーマンスがよい。

    chanm
    chanm 2006/11/18
    大粒生産を疎外する上のリミッターを解除することは賛成だけど、、今の日本だと、今度は学ばない自由とかいって、下のリミッターまで解除されそうで
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 「10ドルになります」

    梅田望夫さんにお目にかかる。 山の上ホテルに向かって歩いていると、 「あっ、茂木さんが見えますよ。トラックの横」 と筑摩書房の増田健史が耳元でささやく。 ふりかえると、手を挙げる 男がいた。 たけちゃんマンの登場である。 梅田さんがちょうど部屋から出てきた。 「どうも、お久しぶりです。」 福田恭子さんはタケシのことを 「増田クン」と言う。 それがちょっと新鮮である。 しゃべり初めて2時間経った時、 福田さんが「そろそろいったん休みますか?」 と言った。 ボクと梅田さんは、ほとんど同時に 「いや、いいです。まだダイジョウブです」 と言って、 そのまましゃべり続けた。 終了後、たけちゃんマンが 「いやあ、茂木さん、今日は燃えてましたね」 と言った。 それで気付いた。ボクは、きっと、 ウェブの問題については かなり熱い思いを持っている。 インターネットが切り開いた、 誰でも知を得られるという状況

    chanm
    chanm 2006/11/18
    リアル世界とウェブ世界の関わり方が相関を示し出すのはこれから。ちょうどがんばって繋ごうとしてくれてる世代なのだろうな彼ら。ありがたい。