いま大きく報道されている「パナマ文書」のリークには、まったく報じられていない裏がありそうだ。 今回「パナマ文書」をリークした「ICIJ」やその親組織である「CPI」の活動資金は、かつて「カラー革命」や「アラブの春」を主導したアメリカ政府系NGOを支援していた団体が提供している。これはアメリカ政府の外交政策を実現するために画策された事件である可能性が非常に高い。(未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ・高島康司) パナマ文書リークのNGO、資金源は「カラー革命」「アラブの春」と同一 拡大するスキャンダル 今回のテーマは、まったく報じられることのない「パナマ文書」の裏である。 「パナマ文書」とは、租税回避地への法人設立を代行するパナマの法律事務所、「モサック・フォンセカ」の金融取引に関する1977年から2015年12月までの内部文書のことである。 この文書には各国の指導者や著名人の名が記さ