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り:リストラに関するchiaki99のブックマーク (4)

  • 日本IBM「社外秘リストラマニュアル」の全貌

    また、面談の中で話が詰まってしまわないための準備も万全。対象者から想定される、ありとあらゆる質問や嘆き、反発の言葉が網羅されており、それに対する模範回答例が示されている。 以下、質問や嘆き(下線部)と模範解答例(太字)の一部を紹介する。 想定される、あらゆる質問・嘆き・怒りに対応 「家のローンがまだ15年も残っているのです。一家心中をしろとおっしゃりたいのですか?」・・・・あなたの気持ちはよく分かります。皆色々な事情をかかえています。とどまっていることで解決となるとは言えないことを申し上げざるをえません。むしろ、今回の機会を生かしていただきたいのです 「草むしりでも何でもやるから居させて欲しい」・・・・残念ながらそうした職務はないのです。社内での活用の機会に関しては、マネジメントとしても、十分検討いたしました 「娘が近く結婚です。退職には合意いたしますから、××月までいさせてください」・・

    日本IBM「社外秘リストラマニュアル」の全貌
  • 日本IBM「社外秘リストラマニュアル」の全貌

    強制的、強迫的言動を面談で行うことは、裁判で敗訴する可能性を招くとして厳禁。NG発言の具体例としては、「君の席はない」「辞めなければ遠隔地転勤させるぞ」「無駄飯をわせる余裕はない」といったものが列挙されている。さらに、対象者以外の他人の話をすることも、「泥沼化を招く」として、こちらも厳禁とされている。 そして、対象者の性格をタイプ別に類型化し、大まかな対応方針を示している。これを見ると、退職勧奨を告げられた人々の反応は、当に十人十色だ。 「理屈型」には会社も苦労している 従順型:内面では、色々な葛藤があるので、十分話を聞き、受容する。その上で、こちらの考えを述べる。 プライド型:周囲の者達が見ている客観的事実に焦点を当て説明をする。 何でもやらせてもらいます型:その余裕もないことを説明する。気持ちは受け止めるが、残念ながら、その可能性がないことを指摘する。 理屈型:説得材料があれば繰り

    日本IBM「社外秘リストラマニュアル」の全貌
  • 日本IBM「社外秘リストラマニュアル」の全貌

    このマニュアルは、日IBMの管理職向けの研修で配布されたものだという。文体や書面の内容・形式などから考えると、社内で作成されたものではなく、外部のコンサルティング会社から提供されたもののようだ。 まず、冒頭に「この小冊子は、司法の判断等を十分考慮して、法を遵守し、かつ企業の意図の実現を図るべく作成されております」と明記。「勧奨」とは、お奨め、お願いのことであり、これを行うこと自体は当然適法となる。 民法や労働基準法の条文、雇用契約の概念図などを用いて、法的知識について解説がされており、過去の判例なども引用されている。また、面談の内容が録音されていることも想定しておくように、と書かれており、裁判で証拠となることも視野に入れている。法律の専門家が作成に関わっていることは明らかだ。 会社は「厳しい現実」を伝える「よき理解者」になる? マニュアルでは、退職勧奨は2つのポイントから進める、としてい

    日本IBM「社外秘リストラマニュアル」の全貌
  • 日本IBM「社外秘リストラマニュアル」の全貌

    「今後、社内であなたに与えられる仕事はありません」 会社から突然こう言われてしまったら、途方に暮れてしまう人も多いだろう。仕事がなくても出社するだけで給料がもらえる、「働かないオジサン」としてのポジションを残してくれるなら、ある意味、素晴らしい優良企業だ。しかし、グローバル市場での競争が激しい昨今、そんな砂糖にハチミツをかけるような話はレアと言える。 12月9日、日IBMの50代の男性社員が、退職勧奨を繰り返されたことでうつ病になり、労災認定を受けた。原告代理人を務める水口洋介弁護士は「退職勧奨で労災が認められることは、非常に珍しい」と話す。上司は、この面談の席で、「勧奨を受け入れなければ、解雇されることになる」といった発言をしていたことが、認定の大きなキーになったようだ。 「自主的な」退職を実現するためのノウハウは?

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