1 IT 専門家のための名前衝突の確認および抑止方法ガイド 2013年12月5日 バージョン1.0 本文書は ICANN が発行している以下の文書を JPRS が翻訳したものです。 Guide to Name Collision Identification and Mitigation for IT Professionals https://www.icann.org/en/about/staff/security/ssr/name-collision-mitigation-05dec13-en.pdf 株式会社日本レジストリサービス http://jprs.co.jp/ 2014 年 6 月 9 日 Ver. 1.0 (初版) 2 目次 IT 専門家のための名前衝突の確認および抑止方法ガイド...............................................
名前衝突(Name Collision)とは 2014年6月現在、ICANNにより新しいgTLD(generic Top Level Domain)の追加が進んでいますが、 この影響で「名前衝突(Name Collision)」という問題の発生が懸念されています。 これは従来「既存のgTLDに存在しないから問題無い」として組織内ネットワークなどで利用されていたドメイン名が、 新しくgTLDとして追加されたドメイン名と衝突してしまうという問題です。 この名前衝突が起こると、 意図した相手と通信ができなくなってしまったり、 意図しない相手と通信をしてしまったりする恐れがあります。 2012年からICANNにより実施されている「新gTLDプログラム」では、 追加するgTLDの数に上限を設けなかったことから1,930件もの応募があり、 そのうち1,300程度のgTLDが追加されると見込まれています
2014年6月9日 各位 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 内部システムで利用しているドメイン名にご注意! ~名前衝突(Name Collision)問題の周知と対策実施のお願い~ 本件に関連するプレスリリース 今年2014年1月にJPNICからもお伝えした通り(※1)、 ドメイン名などのインターネット資源をグローバルに調整するICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)によって、 2013年10月から1,300を超える新たなgTLDの委任が順次開始され(※2)、 今後、 インターネット上で多くのTLDが使われ始めることになります。 これにより、 DNSにおける「名前衝突」と呼ばれるセキュリティリスクが、 一般的なユーザーをはじめとする広範囲に発生する可能性が指摘されています。 (※1)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く