沖縄県南大東島沖の太平洋で19日、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を、外国の潜水艦が浮上しないまま航行しているのが確認されました。 潜水艦は、領海には侵入しませんでしたが、防衛省は潜水艦の航跡や目的などについて詳しい分析を進めています。 防衛省によりますと、19日午前、沖縄県南大東島沖の太平洋で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を、外国の潜水艦が浮上しないまま航行しているのを、海上自衛隊のP3C哨戒機が確認しました。 潜水艦は北東方向へと進み、日本の領海には侵入せず、19日夕方までに接続水域を出たのが確認されたということです。 防衛省は、この潜水艦の国籍や種類について、ほぼ特定しているものの、その内容は公表しないとしています。 潜水艦が浮上しないまま、ほかの国の領海に入ることは国際法上認められていませんが、接続水域を航行するのは問題ないとされています。 日本の近海では、今月2日に鹿児島