今回のオリンピックは、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが、初めて大きな役割を果たすオリンピック「ソーシャリンピック」になるといわれてきました。 ソーシャルメディアは、オリンピックにどのような影響を与えたのか。 ロンドンで取材した佐伯敏記者が解説します。 “ソーシャリンピック” ロンドンオリンピックは、なぜ「ソーシャリンピック」と位置づけられたのでしょうか。 まず、ソーシャルメディアの利用者が前回の北京大会と比べて急激に増えていることがあります。 ツイッターの利用者は、2008年の時点で世界で600万人だったのが、今では1億4000万人、20倍になりました。 同じくフェイスブックは1億人だったのが9億人で9倍です。 また、ソーシャルメディアの成長を後押ししたスマートフォンやタブレット端末も、この1、2年で広く普及しました。 この結果、スポーツをこれまでになく大