15日夕方、沖縄県の尖閣諸島の魚釣島に香港の民間団体のメンバーが上陸し、沖縄県警察本部は、不法入国の疑いで5人を逮捕しました。 香港の民間団体のメンバーらは15日午後4時前、第11管区海上保安本部の巡視船の警告を無視して漁船で尖閣諸島の魚釣島の沖で日本の領海に侵入しました。 そして、午後5時半ごろ、魚釣島に近づいた船から7人が飛び降りて島の岩場に上陸しました。 このうち2人はすぐに船に戻り、沖縄県警察本部や海上保安本部などが島に残ったメンバーの男5人から事情を聞いていましたが、午後6時前、警察がこの5人を不法入国の疑いで逮捕しました。 警察はこのあと逮捕した5人の身柄を沖縄本島に移送して本格的に取り調べることにしています。 香港の民間団体は、尖閣諸島を中国の領土だと主張していて、漁船の上には「わずかな土地も失うことはできない」などと書かれた横断幕を掲げていたということです。 尖閣諸島を巡っ