タグ

ブックマーク / wedge.ismedia.jp (10)

  • 「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相

    そのような中で、21時ごろ、23日のCA170便が24日も欠航となることが伝えられた。38人の研修生グループのうちの3人が、雪が降っていないのになぜ出発できないのか中国国際航空の日人スタッフに詰め寄った。そこで言い争いになり、日人スタッフが床に倒れ、航空会社側が警察に通報して警察官が駆け付けた。警察を相手にスタッフを押した、押さないの押し問答になった。警察官が1人の中国人研修生を連行しようとしたところ、昨夜から日人に対する嫌悪感が高まっていた中国人乗客らが、騒動に加担し警察への抗議に加わった。警察官が研修生の一人を連れて行こうとしたところ、女性が悲鳴を上げて倒れ、倒れた2人の研修生ともう1人の研修生の3名が、警察によってその場から連れて行かれた。 23日に欠航になったCA170便は、結局、25日未明にようやく、北京に向けて出発したのだった。中国メディアは25日、テレビやネットを通じて

    「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相
  • 「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相

    安全検査場を待つ行列も、韓国人やタイ人など様々な国の人たちで長蛇の列となった。この場に居合わせた人の証言によると、ここでも利用者らを誘導する日人スタッフがきちんと並んでいないのは中国人と決めつけ、韓国人の利用客を中国人と誤解して「中国人はいつも並ばない」と見下したような言い方をする場面もあったという。 めったにない3日連続の空港の混乱によって、空港の各部門の人々の疲労やストレスもピークに達し、大勢の利用者を相手にイライラも募っていたことだろう。そういう状況だからこそ、普段から思っていることが口を突いて出たり、外国人に対する潜在的な反感がどうしても態度に出てしまうものなのかもしれない。ただ、そうした相手を見下すような言動は、受けた側の心には強く刻まれるものであることも忘れてはならないだろう。 38人の中国人女性研修生が起こした騒動 24日、来なら22日と23日のそれぞれ午後に出発する予定

    「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相
  • 「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相

    天候理由での欠航は、航空会社は責任を負わないというのが一般的なルールだ。このため悪天候が原因で飛行機が出発しなかった場合に、乗客に事やホテルを手配しないことになっている。ただし、実際にはイレギュラー時にどこまでサービスするかは、航空会社によって対応が異なる。実際に22日に欠航となり出発できなかった台湾人乗客の中には航空会社手配で事やホテルが用意されて買い物や温泉を楽しみ、2日間の余分な日滞在にも満足をしていた人もいた。こうした他の航空会社との対応の違いも、この時の中国国際航空の乗客の不満の原因の一つになったのは間違いない。 日人の中国人を見下した態度 23日夜まで、22日と23日の欠航になったCA170便の乗客たちの不満の矛先は、主に中国国際航空の対応に向けられていたが、日付が変わって24日の深夜、乗客らの嫌悪感は日側に向かうことになる。 深夜2時、日人の空港管理者と警察官6~

    「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相
  • 「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相

    23日16時頃、中国人観光客の50代くらいの男性が中国国際航空の日人スタッフに事情の確認と要求をした。この中国人男性の声が大きかったことから、日人スタッフが警察官を呼んだ。ただし、この時抗議をした中国人乗客の要求は理路整然としていて、出発を待っている人の中には高齢の人や病気を抱えた人がいる。空港内の売店ではべ物が売り切れていて手に入らないし、空港ターミナルは深夜、暖房が切られとても寒くなる。生後10か月の乳児を抱えた人もいて、ミルクをつくるためのお湯も手に入らない。もし、23日中に出発できず今晩も一泊しなければならないのなら、航空会社がホテルを手配してほしいという要求だった。警察官も丁寧に中国人乗客らの話を聞いたが、警察側はどうすることもできない。18時過ぎに中国国際航空の中国人責任者が現場に姿を現したが、結局、乗客が満足するような対応はしてくれなかったという。 この時、空港内では国

    「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相
  • 「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相

    12月22日から24日にかけて大雪に見舞われた新千歳空港では航空便の欠航が相次ぎ、一時、1万6,000人もの人々が空港に足止めされた。空港ターミナル内で寝る場所や料が十分にない中で3日間にわたって空港ビル内で滞在を余儀なくされた人も多く、空港は大混乱になった。 この空港の大混乱で最も注目されたのが、中国人が飛行機が飛ばないことに抗議して警察が出動する大騒動になった、というニュースだ。しかしこの情報、事実の前後関係や現場の状況など詳しい情報がないままYoutubeに投稿された画像が独り歩きし、「すわ!中国人が!」とばかりに、多くの日人の耳目を集めた何とも奇妙なニュースの拡散の仕方だった。中国でもこの話題は大きく取り上げられたが、日での報道ぶりに対して中国側は、事実を極端に捻じ曲げて大げさに伝えていると抗議。なぜ騒動が起こったか具体的な理由が明らかにならないまま、この一件は後味の悪さしか

    「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相
  • 「管理会計」というネーミングの失敗

    ネーミングというのは大切である。これだけモノや情報が溢れる世の中になると、我々はその中身をいちいち吟味する余裕も時間もない。だからこそネーミングが勝負を分けるポイントとなる。たとえば書籍でいえば、タイトルがとても重要になってきている。の中身が重要なのはもちろんだが、その中身はを手にとってもらい、買ってもらい、読んでもらわないと読者に届かない。だから手にとってもらえるかという段階で書籍のタイトルがポイントになるわけだ。出版関係者に聞いたところ、これだけ書店にが溢れるようになると、タイトルのネーミングである程度売上が決まってしまうという。嘆かわしい事実ではあるが、それが現実である(著者の立場からは当にけしからんと思う。とくに私のようなネーミング下手の著者はそう思う)。 このたび連載にて「管理会計」の執筆を、と編集者よりご依頼をいただいた。 WEDGEのweb版が立ち上がるそうだ。書く

    「管理会計」というネーミングの失敗
    chiaki99
    chiaki99 2014/05/14
    確かにw<この言葉。ネーミング。・・・・・最悪である。 正直、何のことだかわからない。またネーミングから楽しさがまったく伝わってこない。・・・・だいたい「管理」という言葉には暗い響きがある。・・・
  • うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に

    ―― 理解を妨げる要因として身近な例があれば教えてください。 加藤氏:93年にアメリカのABC放送が朝のニュース番組で1週間にわたりうつ特集を放送しました。そこに登場したうつ病患者の一人は、黒いロングコートで身を包み、派手な赤いヒールを履いて、見るからに元気そうに街を歩いていました。しかし彼女は、家に帰ると夫の事を用意することができません。日では怠け者としか思われないでしょう。 うつ病の質は「憎しみの表れ」です。心の底で夫を憎んでいるから事をつくれない。では夫と離婚すればうつ病の原因はなくなるのですが、別れることに対する不安がブレーキとなり、心の苦しみを選択してしまう。うつとは落ち込んでいる姿だけではなく、このような形のうつもあります。私は半世紀近くラジオで人生相談をしていますが、悩んでいる人たちは解決を求めているのではなく、苦しんでいる姿を伝えるために電話をかけて来ることが多いで

    うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に
  • うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に

    加藤氏:「心の風邪」というならば「心の癌」というべきです。とらえ方が甘すぎます。それほど大変な問題なのに、それがどうしても理解できない。うつ病は最も理解が必要であるにもかかわらず理解されない病気です。それは日社会が理解できない仕組みを作っているからだと考えられます。日には心の苦しみと現実の苦しみは違うことだという考え方が欠如しています。 例えば97年に自殺者が3万人を超えましたが、その当時の新聞・テレビなどでは「不況が自殺者を増やした」と一斉に書きたてました。「経済不況自殺」という言葉さえも造りだしています。これらの報道は学術的な根拠がない勝手な推論であり、間違いであることは明白です。不況時に自殺が減ることは多くの学者の論文でも説明されています。オーストリアの精神科医師であるヴィクトール・フランクルは「あえて言うなら経済的に苦しい時に自殺は減る」と述べています。 つまり、心の苦しみと経

    うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に
    chiaki99
    chiaki99 2013/02/01
    あ、そのほうがしっくりいくかも<「心の風邪」というならば「心の癌」というべきです。とらえ方が甘すぎます。
  • うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に

    そのような会社のあり方が崩れたことで、日人が心の基盤に置いてきた共同体感情が崩れてしまった。つまり会社という機能集団が共同体化していたことが、日人の共同体感情だったわけです。それが日人としての共同体感情の基盤であり、宗教心のない日人の心の拠りどころだったのです。日の共同体化された機能集団は、経済的なものだけでなく精神的に大きなものをもっていた。それが無くなったのだから、何か心の拠りどころを見つけ出さないといけない。 経済成長優先できた日は、うつ病を蔓延させました。経済成長を続けることは正しい考え方です。また心の健康を優先することも正しい考え方です。正しいことと正しいことの矛盾は歴史の現実です。その中で方向性を見出していくことが必要です。日社会は矛盾に対する許容力がありません。 うつ病は複雑な要因があり対処法は、もつれた糸をほぐすようなものです。うつ病の質を知り理解すること、

    うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に
  • うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に

    うつ病を意識するようになったのは10数年前から。身近な人にうつ病が及び深刻な事態であることに気が付いた。それ以前にもメンタル不調による休職者の存在は知っていたが無関心だった。今や患者数は100万人ともいわれ、減少する兆しは見えていない。どうすればいいのだろうか。メンタルヘルスに関わる国内トップクラスの識者たちに、混迷する現状のうつ問題をぶつけ、解決への一端を探ってみる。初回は心理学者の加藤諦三・早稲田大学名誉教授に、うつ病に陥る要因などを聞いた。 加藤諦三(かとう・たいぞう) 1938年、東京生まれ。東京大学教養学部卒。同大学院修士課程修了。早稲田大学理工学部教授を経て名誉教授。ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員。日精神衛生学会顧問。ラジオの人生相談パーソナリティー。著書は500冊以上。最近の著書は「うつ病は重症でも2週間で治る、もし…」(三笠書房)など多数。 精神的な病は医者以

    うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り 拠りどころ喪失が大きな要因に
    chiaki99
    chiaki99 2013/02/01
    そう思う。<うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り。拠りどころ喪失が大きな要因に
  • 1