日本IBMが先週、仙台でプライベートイベントを開いた。その取材を通じて、このところ全国地域での営業展開に力を入れる同社の「本気度」を探った。 日本IBMのマーティン・イェッター社長は11月1日、同社が仙台市内のホテルで開いたプライベートイベント「IBMリーダーズ・フォーラム東北」でこう力を込めて語った。さらに同氏は東北地域についてこんな見解を示した。 「東北地域は日本のGDPのおよそ10%を占めている。その規模は海外でいうと、世界で21位のスウェーデンに匹敵しており、影響力は大きい。したがって、私どもにとっても非常に重要な市場である」 このイェッター氏の言い回しは、同社が9月に東京都内で開いた事業戦略説明会でも聞いたことがある。そこで同氏は日本のIT市場について、「米国に次ぐ世界第2位の市場で、IBMにとっては非常に重要だ」とし、ドイツ、フランス、中国を合わせた市場規模があると語った。 そ
![日本IBMがみせた地域展開の「本気度」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/236a10dac46bbad31dd9c36c3f210865817e81d7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1211%2F05%2Fweekly01.jpg)