世界的な社会起業家支援団体であるアショカが、日本支部「アショカ・ジャパン」を設立。さらに、みずほ銀行と「STRATEGIC SUPPORT AGREEMENT」を結んだ。アショカの日本への進出、民間のメガバンクと公益性を重視する組織の協業は何を意味するのだろうか? 社会起業家の父とも呼ばれるアショカの創設者、ビル・ドレイトン氏に聞いた。 加えて、民間企業が、本来の事業の一貫として、社会起業家に着目している理由を尋ねた。 注:アショカは、社会の歪みに強い問題意識を持ち、その問題解決のために事業を起こし、社会変革を目指す人を「社会起業家」と呼ぶ。世界的に有名な社会起業家は、2006年にノーベル平和賞を受賞した、バングラデッシュのグラミン銀行創業者のムハマド・ユヌス氏だ。(関連記事) (聞き手:りっふ雅映子、写真:陶山勉) ビル・ドレイトン(Bill・Drayton)氏 1943年生まれ。アショ