レシピ投稿などができる料理サイト「クックパッド」を運営するクックパッドが2009年7月に、東京証券取引所マザーズ上場を果たした。パソコン向けサイトの月間ユニークユーザー数は680万人を超え、PV(ページビュー)は3億5000万を超えて成長を続けている。同社の設立者である代表執行役の佐野氏に、現状と今後の戦略を聞いた。 上場の狙いは。初値は公募価格9500円の約2倍となる1万9100円だったが。 上場は、資金調達方法の多様化もあるが、大きな目的が3つある。1つは、社会的信頼を高めること。12年間やってきて、エンドユーザー、主婦の信頼感は広まっているが、ビジネスとしての認知はあまりされていない。(広告主などと)取引を始めるに当たって、「クックパッドは誰?」というところからスタートする。事業の成長の上でボトルネックになっている。上場によって社会的信頼を高めることが、事業の加速で重要になる。 男性
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