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東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma それにしても、情報そのものを売ってマネタイズするのが不可能だということに、ひとはなんで気づかないのかな。ひとは、手に取れるパッケージが経験にしか金を払わないのだ。 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 手の平サイズの機器で無限に複製可能なデータに、金なんか払うわけがない。これは原理的にそうなので、情報産業は最終的には、作品そのもの(データそのもの)にお金を払って貰うという考えを諦め、パッケージと経験の差異化でマネタイズする方向に向かうしかないと思う。 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 3MBの楽曲に300円払うつもりはないが、その楽曲が「いまこの瞬間に聞ける」のであれば、その体験に300円払うことは全然ありうる。ひとがなぜライブに金を払うのかを考えればいい。情報産業はそういう方向を目指すほかないのであって、データ
2011年09月01日23:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 「こちら側」再び - 書評に代えて - iCloudとクラウドメディアの夜明け 編集部より献本御礼。なぜか二冊別々に来た。 iCloudとクラウドメディアの夜明け 本田雅一 本書のタイトル、実は「釣り」である。 iPhoneがiPadへの「釣り」であったのと同じように。 本書の主題は、iCloudでもクラウドでもない。 「ウェブ進化論」で言うところの、「こちら側」の復権の話なのだ。 本書「iCloudとクラウドメディアの夜明け」の本当のタイトルは、「Sonyはどうするべきだったか」ではないのか。あるいは「なぜSonyはAppleになれなかったか」。 著者の答えははっきりしている。「こちら側に立たなかった」からだ。 「ウェブ進化論」の主張を乱暴にまとめると、こうなるだろう。 「事件は『こちら側』で起きてるんじゃない。『あちら側
1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア(スペイン)の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。 [読了時間:4分] ミクシィは8月4日、2011年度第1四半期(2011年4月~6月)の連結決算発表を行なった。スマートフォンへの急速な移行や未曾有の大災害などの影響で広告出稿数が減少したことを受け、売上げは前年同期比4.1%減の29億8600万円となって
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3月11日金曜日。東日本大震災の直後から、六本木ヒルズ(東京都港区)26階にあるGoogle日本法人のオフィスの一角に、技術者など十数人のスタッフが集まっていた。小さなこたつ机を囲み、ひざを突き合わせる。「われわれに何ができるのか」――真剣な議論と開発の日々が始まっていた。 「いかに早くリリースするか」 オフィスを小走りで移動、リポDの山も こたつ机を囲んだメンバーの1人が牧田信弘プロダクトマネージャーだ。普段はモバイル向けGoogleマップを担当しているが、地震後はすぐに米国オフィスと連絡を取った同僚とともに、人の消息情報を登録・検索できる「Person Finder」の準備に取り掛かった。 Person Finderは、昨年1月のハイチ地震の際にGoogleが公開したシステム。昨年2月のチリ地震や今年2月のニュージーランド地震でも利用されている。牧田さんらはPerson Finderの
これはちょっと気になるデータ。comScoreの調査結果によると、ウェブメールを提供するウェブサイトへの訪問者数が減少しているそうです: ■ The Decline of Web-Based E-Mail (New York Times) The number of visitors to Web-based e-mail sites, like Gmail and Yahoomail, declined 5.9 percent from November 2009 to November 2010,according to comScore, a firm that tracks Internet traffic. インターネット上のトラフィックを調査しているcomScoreの調べによると、GmailやYahoo! Mailなどのウェブメールサイトへの訪問者数は、2009年11月から20
昨日、友人ととりとめのない話をしていたときに、 「そういえば、最近、オンライン書店で楽天ブックスのシェア上がっているの知っている? システムやユーザー画面の細かい改善、送料無料、ユーザーへのポイント制、品揃え、在庫、配送スピードとかで評価が上がっているの。いいよ、あそこ」 という情報を聞きました。実は、私の周りには楽天ブックスを使っている人がいなかったので、初耳でした。 正直、あまりにもamazonをユーザーとして使っている時代が長く、かつ、もうずいぶん前ですが(おそらく4-5年前?)、楽天ブックスを使ったときには、品揃えや配送スピード、在庫などに当時はまだ、amazonと差があり、その後ほとんど、訪問したことがなかったのです。 ただ、自分の本のレビューが徐々に増えてきてるな、ということは気に掛かっていて、たまにレビューは見に行きました。 百聞は一見にしかず、楽天ブックスを見に行きました。
お隣の佐々木さんのエントリが話題を呼んでいるので、このところ多忙にかまけて更新をサボっていた罪滅ぼしに、私も便乗してみようと思う。 「光の道」の構想と論争について 「光の道」構想をざっくり約すと、原口総務大臣が設置した「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」において検討が進められている、日本の全世帯へのブロードバンド環境の配備を目指すビジョンのこと。具体的には2015年までに光ファイバーを全戸へ、ということになっているらしい。ステイタスはまだ検討中。 これに対し、普段は規制当局に反発することをアイデンティティとしているソフトバンクの孫さんが、国費を投入してドーンと作れ、と諸手を挙げて賛成し、話題になっているという。この原口さんと孫さんの一見すると蜜月ムードなところに、佐々木さんが正論で水を差し、twitterを中心に議論を呼んでいる、という構図である。 佐々木さんの論旨は
Astand終了のお知らせ 朝日新聞社「Astand」は、2023年7月でサービスを終了しました。 朝日新聞社が有料で提供する情報サービスの配信サイト Astand(エースタンド)は、各サービスの終了にともない2023年7月31日をもちまして閉鎖しました。 今後は、朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」をご利用いただきますようお願い申し上げます。朝日新聞デジタルのコンテンツはこちらでご案内しております。 https://digital.asahi.com/info/about/ なお、朝日新聞社のオンライン共通ID 「朝日ID」は引き続きご利用いただけます。 https://id.asahi.com/asahiID/asahiID_site.html
「雲活」をするべきか否か 「クラウド・コンピューティング」の概念や言葉がIT業界では一般化してきました。国内外のさまざまなIT企業がクラウド関連へ投資し始めているようです。あまりクラウドとは関係なさそうなものまでもが、「クラウド○○~」と流行語的に使われています。 やり手のビジネスマンも、さまざまなクラウドサービスを活用しないと生き残れないようです。クラウドは一時のバズワード(流行語)のようにとらえられがちですが、クラウド・コンピューティングの波は確実に押し寄せてきています。そこで今回は、就活・婚活になぞらえて「雲活」を指南してみましょう。 クラウドの活用のしがいのあるサービスとして、以下のようなものがあります。 規模の読めない携帯電話向けのサービス携帯電話向けのサービス 新規に開発を始めるWebアプリケーション 既存のデスクトップツールを拡張するようなもの(オンラインサービス系) 多量の
さやわか × ばるぼら〜対談:2000年代におけるインターネットの話 【前編】 2010年お正月企画の最後を飾るのは、昨年に引き続きさやわかさんとばるぼらさんのお二人です。2010年代を迎えたいま、ここ10年間のインターネットを改めて振り返ります。昨年は動画でお送りしましたが、今年はテキストでお届けです。まずは2000年、皆さんは「インターネット博覧会」を覚えていますか? ■2000年代はインパクから始まった! 編集部:ここ10年のインターネットについて、お願いします。 ばるぼら:何それ(笑)? 段取りは? 丸投げ?……ええと、では2000年からのインターネットについて。 さやわか:まず2000年といえば……。 ばるぼら:2000年といえば……、インパクっていつでしたっけ。 さやわか:え、セカンドインパクト? ばるぼら:(笑)いや、インパク。 さやわか:あー! なんかありましたね。ほら、1
実世界でのコミュニケーションが、「合意形成ゲーム」であるのに対して、 ネットコミュニケーションというものは、「同意獲得ゲーム」なのだと思う。 ゲームの目的が違うから、おしゃべりの戦略は異なってくるし、ゲームが違うから、 ネットで支持を集めた言葉というものは、ネットの壁を越えて、実社会に浸透できない。 コミュニケーションの大きさと深さ 「2ちゃんねる」みたいな場所には、何となく、「話を聞いたら、それをもっと面白くしないといけない」という、 プレッシャーみたいなものが働いている気がする。 物事を分析する方向で「面白く」するのは大変だから、たいていは、「動物を見た」というお話が 「狼を見た」になって、「狼が襲ってくるぞ」に進化していく。 「ラーメン屋さんのスープが夕方になると塩辛くなる」理屈と同じで、掲示板みたいな場所に留まって、 そこにいる人たちからの同意を獲得しようとすると、話題はどうしても
ソーシャルメディアを活用したマーケティング戦略の指南書「グランズウェル」の著者であるJosh Bernoff氏が、ad:tech tokyoで講演するために初めて来日した。 Josh Bernoff氏はForrester Researchでデジタル/ソーシャルメディアに関するリサーチ部門のトップを務める。同氏の提唱するグランズウェルという現象が企業に与える影響、そしてソーシャルメディアのなかでも一段と注目を集めるTwitterの活用法について聞いた。 --あらためてグランズウェルの定義を教えてください。Web 2.0という言葉にも似ているように思います。 一言でいうと、Web 2.0というのはテクノロジーそのものを表す言葉ですが、これに対してグランズウェルは人間ありきの言葉であると考えています。 グランズウェルはソーシャルメディアの最新トレンドだけでなく、コミュニティやディスカッションフォ
ついったー事件簿 @gyaro_ti vs @tsuda 木曜深夜の対決 戦火の火種(@tsudaの発言)00:56 選挙話に話を戻すと俺は20歳になってから今まで国政・地方選挙は毎回投票してきた(必ず投票することに意味を見いだしてきた)けど、3年くらい前に一度だけもろもろの都合で行けなかった選挙があったんだよね。で、行かないで思ったのは「行かない」のも選択としてアリだなってこと。00:59 選挙は大事だと思うし行けるならみんな行った方がいいとは思うけど、行くのが絶対とか投票することをデフォルトに置いちゃう原理主義的な物言いには反発を覚えるね。と、投票期間以外の時期に政治的なものとの関わりが増えた今は思いますよ。投票以外のときに何ができるのか考えようぜ、みんなでさ。@gyaro_tiの攻撃01:01 無責任な津田発言はさすがにどうかと。それをつぶやくなら「@tsuda」の看板外さなきゃダメ
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