最近出た「デジタル・ポピュリズム」という本には、「偽ニュースは保守層でひろがりやすい?」という見出しの下に次のような記述が続きます。 ニューヨーク大学で心理学を研究するジョン・ジョスト教授は、保守層とリベラル層の批判力を比較した。「考えることは苦手」、「長期的なプランをたてるより明日のことを考えたい」、「複雑な問題を解くより簡単な問題を解くほうが好き」、「長時間、真剣に仕事をすることに喜びを見出す」などの質問に同意するかしないか、いくつかの段階に分けて答えてもらうという調査をした結果、あることが確認された。保守層のほうが、リベラル層よりも批判的傾向が弱い、ということである。 欧米の学校教育では「批判的思考」を重視します。距離を置いて物事を客観視する姿勢が評価されます。したがって、上述の文中の「批判的傾向」という言葉は良い意味で使われています。 ドイツのウルム大学のシュテファン・プファットハ
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