高畑勲演出のTVアニメーション作品「赤毛のアン」のこと。 昔見たときにはアンは「エキセントリックな少女」に見えた。 今見ると、最初の数話で描かれるアンは「虐待されて精神のバランスを崩した児童」。おそらく解離症状が出ている。そこに気がついた時、背筋がぞわっとしました。
いよいよ最終局面に入った大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)。オリンピックに関わった日本人の姿を描いた本作は、明治・大正・昭和という近代日本を舞台にした歴史群像劇だ。劇中には実在した人々が登場し、一見荒唐無稽に見えながらも、ほぼ史実どおりに展開していくのだが、その背後では、気が遠くなるような膨大な量の取材が行われていた。 今回、リアルサウンド映画部では『いだてん』の「取材」を担当した渡辺直樹に、関係者遺族への許可取りも含めた取材現場の内幕について話を訊いた。渡辺が担った「取材」とは、宮藤官九郎の脚本作り、その前段階の企画制作のための膨大な資料集め、および史実関係の事実確認など。前人未到の挑戦となったオリンピック大河はいかにして作られたのか?(成馬零一) 誰を主人公にするかも決まっていなかった ―― 渡辺さんが『いだてん』でもチーフ演出を務める井上剛さんの作品
うーん、ユリカ派のオレとしてはルリルリ萌えな人たちとは一線を画してるつもりだったんだけどなあ。やっぱ星野ルリ一人称はダメでしょう。ゲラ読んでるあいだじゅう、南央美嬢に耳もとで囁かれてる感覚で、ついビデオひっぱりだして頭から見ちゃったり。 われながら、こう簡単にボタン押されてていいのかと思いますが、ま、リチャード・ドーキンスも言うとおり、人間なんて遺伝子に支配されてる機械ですからね。星野ルリに反応する回路が、遺伝子の生存のためどう役立っているのかは定かでないが(むしろ有害な気がする……)、きっと深い意味があるにちがいない。 それにしにても、人はなぜかくも「ナデシコ」に魅せられるのか。 単純に、作画や演出のクォリティが高いという理由ももちろん大きいし、すべての登場人物(とくに女性)のキャラクターが立ちまくってることもあるんだけど、「ナデシコ」はTVアニメ三十年の遺産の最高にエレガントなリミック
これは凄まじいドキュメンタリーです。 「グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル」って、ちょっと日本語だとタイトルがカッコ悪くて見る気にならないと思いますが。 facebookとケンブリッジアナリティカのスキャンダルを、始まりから最後まで当事者に張り付いてまとめた映像作品です。 この公聴会の映像を覚えている人は多いと思いますが、日本ではそんなに深く報道されませんでしたよね。 このドキュメンタリーでは、彼らのやり方に疑問を抱いて、勇気を持って一石を投じた人物と、それによって目が覚めて重要な内部告発の役割を担う人物の両方にスキャンダルの初期から密着してるのが、本当にすごいです。 政治関係者だけでなく、ソーシャルメディアやマーケティング、PRに関わる全ての人が見ておくべき。 正直、数千万人の個人情報とはいえ、facebookの個人情報レベルで選挙の結果が操作できるとか、あまり信じてなかっ
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