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ブックマーク / www.kkneko.com (1)

  • 間引き必要説の大ウソ|クジラを食べたかったネコ

    シロナガスクジラを絶滅から救うためには、ミンククジラを間引かなくてはならない──そんな言説が、日ではまことしやかに出回っています。確かに、地球上最大の動物にして、絶滅に瀕する野生動物の象徴とされるシロナガスクジラは、捕鯨産業による乱獲がたたって個体数が激減し、捕獲禁止後半世紀たってもなかなか回復の兆しが見えません。いったい、捕鯨によって絶滅に瀕したシロナガスクジラを、捕鯨によって助けることができるのでしょうか? この仮説のもとになっているのは、1960年代~80年代にかけて提唱されたオキアミ余剰仮説──18世紀から20世紀にかけての大型ヒゲクジラ類とミナミオットセイの乱獲により、それらの動物が餌にしていたオキアミに余剰が生じた──という主張です。ただし、クジラではなくペンギンの個体数増加を説明する根拠として用いられていました。当時はまだ商業捕鯨が続いている最中で、ミンククジラの生息状況に

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