ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)がリテールメディアに本腰を入れ始めた。同社は2023年12月22日、大手広告代理店の博報堂とリテールメディア開発を目的とした新会社pHmedia(ペーハーメディア)を共同出資で設立。3年で売上高100億円を目標に掲げ、広告事業の強化を図る。 ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は2023年12月22日、リテールメディア開発を目的とした新会社pHmedia(ペーハーメディア)を大手広告代理店の博報堂と共同出資で設立した PPIHはこれまでも細々と広告事業を展開してきた。pHmediaの奥田薫社長がPPIHで広告事業に携わり始めたのはおよそ10年前のことだという。だが、広告と言っても「店頭の一等地に商品を