東京駅や皇居前広場付近を散策していたら、突然馬車の列がやってきた、などという経験をした人はいないだろうか。この馬車の列、世界各国から日本に赴任した大使たちが天皇陛下に信任状を届ける信任状捧呈式の車列。皇宮警察シリーズ#3で取り上げた「側車」も登場する自動車による車列も選ぶことができるが、馬車を使うこともできる。決めるのは大使自身だそうで、ほとんどの大使が馬車を選ぶのだとか。 そして自動車の車列を皇宮護衛官が側車に乗って護衛しているのと同じように馬車列も皇宮護衛官が直近で守る。もちろん側車ではなく“馬”に乗って。まさに皇宮警察ならではの仕事だが、いったいこの騎馬隊はどのように作られているのだろうか。今回取材に応じてくれたのは、護衛部護衛第一課で護衛馬担当の技官を務める佐藤充さんだ。(「皇宮警察」全4回の4回目/#1、#2、#3公開中)
1994年エリザベス女王杯などG1を2勝し、アメリカでけい養されていたヒシアマゾン(牝馬・28歳)が現地時間の15日夜、老衰のため死んだ。 ヒシアマゾンのオーナーだった阿部雅一郎氏の長男雅英氏は、「日が沈みかけ薄暗くなった放牧地で静かに息を引き取ったという報告を受けた。たくさんのファンに愛された幸…
いよいよ終幕を迎える平成。その初頭に日本競馬界を震撼させたスーパーホースがいる。“芦毛の怪物”オグリキャップ。競馬ブームを日本中に巻き起こした。あれから約30年、オグリの直系の血がつながっていることをご存じだろうか。その1本の細い糸が今、途切れようとしている。優勝劣敗の世界に身を置くのが経済動物「サラブレッド」である以上、あらがえない運命なのか、それとも…。「オグリの血」の現状を緊急リポートする。 【写真】武豊とのコンビでラストランとなる有馬記念を制したオグリキャップ 北海道新ひだか町にある引退馬けい養牧場「クレイドルファーム」。3月某日、例年より早く雪解けの進む放牧地で、競うように駆ける父と子の姿があった。「オグリキャップ2世」ノーザンキャップ(セン27)と「3世」クレイドルサイアー(牡18)。この世に残された唯一にして最後のサイアーライン。クレイドルサイアーの交配の可能性が消えることは
これが2年目のシーズンとなる*アジアエクスプレスは昨年度より大幅に種付け数を増やして200頭の大台を超えてきた。競走馬としての実力は超一流ではなかったが、芝ダート兼用タイプで仕上がりが早く、父系もトレンドで種付け料も安いとくれば人気を集めるのも当然だろう。直父系以外はかなり異系血脈を集めた配合となっており、意外と奥が深そうな印象だ。はまればクラシックでも。 その*アジアエクスプレスの父*ヘニーヒューズも大幅増で過去最高の種付け数となった。種付け数では息子にわずかに及ばなかったが、種付け料はその6倍であり、生産者から極めて高い支持を得ているといっていいだろう。今のところ日本供用後の活躍馬はドンフォルティスくらいのものだが、ダート1200mで3連勝中のクイーンズテソーロなど素質を感じさせる産駒もおり、これから楽しみ。 それにしても驚いたのはシルバーステートで、いくら好素質馬だからといってオープ
西山茂行オフィシャルブログ「西山牧場オーナーの(笑)気分」Powered by Ameba ~ 勝って涙、負けて涙 ~ 平成13年、春の天皇賞。 セイウンスカイは惨敗し、引退、種牡馬入りを決めた。 平成10年の皐月賞&菊花賞馬。 遅きに失した、と言われたが、のちに思ったことは 「セイウンスカイは種牡馬ではなく、現役続行が正解だったか?」 まあ、それは机上の空論。 種牡馬入りをした時、血統的背景のないセイウンスカイには、西山牧場以外の繁殖牝馬の種付け申し込みはほとんどなかった。 ボロボロになってからの種牡馬入り。 そんな中で牝馬の超エリート、ニシノフラワーとの交配を決めた。 ニシノフラワーは桜花賞馬。 この場合完全なる「逆玉の輿」だった。 当時のニシノフラワーはサンデーサイレンスやブライアンズタイムと毎年交配をしていた。 わしの意図はひとつ。 父のシェリフズスターが100打数1安打の種牡馬。
馬によるセラピーは、発達障害の人にどのような効果をもたらすのか?高齢の馬が、発達障害の子供や大人に対してどのような役割を果たすことができるのか?発達障害の人たちにとって、馬との交流がなぜ有効なのか?年をとった馬が、オーストラリアのニューサウスウェールズ州の発達障害の女の子を助けています。 15歳のレイチェル・ケリーは、馬によるセラピーを受けています。 「私は馬のサームのそばにいると、すごく落ち着いて、勇気も出るんです。」 そうレイチェルは言います。 「サームがそばにいないと、話すこともできなかったりします。」 しかし、サームから離れてるときもレイチェルは変わったと母親は言います。 「レイチェルはこれまでと全く違います。 本当のレイチェルが見えるようになったと思います。」 獣医のデポラ・アベンフェスは、発達障害の人たちに馬がもつ力が役に立つといいます。 「ここに来る人たちの多くは、言葉でのコ
馬が女性の服のジッパーに興奮して…激しく上げたり下ろしたり(動画) 飼い主の女性に近付く1匹の白い馬。 彼女が身につけている“あるモノ”を気に入ってしまったそうです。 動画をご覧ください zipperhorse - YouTube 馬は飼い主さんの胸元に近付いて……。 何やら洋服を引っ張っている様子。よく見てみると……。 彼女が身につけているパーカーの「ジッパー」を気に入ってしまったようです。 ジッパーをくわえて、上げたり下ろしたり。 すっかり気に入ってしまったようで、飼い主さんも思わず大爆笑していました。 人間よりも大きなお口なのに、細かい作業ができることに驚きですね。 関連記事本物の馬が「馬の彫像」に出会った…キュートな反応(動画)馬の「いびき」が大きいと…こんな音なのか!(動画)アフリカには馬の顔をした「ウマヅラコウモリ」という、この世の物とは思えない生き物がいる馬「お外!お外!」→
現地11日、米キーンランドでのセプテンバーイヤリングセールで今年の米クラシック三冠を無敗で制したジャスティファイの半弟が、セリに出されたものの主取りとなったことがわかった。 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、同馬は今年2歳が初年度産駒となるウィルテイクチャージ産駒。現役時代は米G1トラヴァーズステークス(2013年)を制したウィルテイクチャージだが、種牡馬としての実績がないことが主取りの原因になったと生産者は示唆していた。
コイウタ馬主の前川清 落札に笑顔「友達と夢を買った」
2018年3月17日に開催された『日高自動車道 開通前記念優駿パレード』に乗馬クラブの馬たちと参加してきました。 招待された小中学生の子どもたちなどが見守る中、まだ開通前の日高門別IC~日高厚賀IC間をパレード。 ご当地キャラクター、とねっこくんとクルミちゃんはポニー馬車に乗ってます。 JRAの方は燕尾服☆格好いいですね。 JRAイメージキャラクターのターフィーくんは馬に乗ってます!(真ん中の明るい茶色のキャラクターです)ターフィーくんを挟んでいるのは、ほっかいどう競馬のマスコット、ホクトくんと妹分のナナセちゃん。 ホクトくんとナナセちゃん、乗馬できるんですね(^^) ホクトくん、うなだれてるのは元気がないわけじゃないですよ。ちょっと重力が・・・(笑) 乗馬クラブの馬たちはコア号&クーリンガー号&ナーシャルバトル号の芦毛たちと、ハタノゼフィロス号(栗毛)です♪ 毛色で選んだわけではないので
生まれたときから、期待の良血馬だった。 父サンデーサイレンス、母エイシンウイザード。 日本競馬史上最高価格(当時)でシンジケートされた父の2世代目産駒として産まれ、母は重賞2着3回3着2回。JRAで7勝を記録したほか桜花賞(G1)でも5着になる活躍馬だった。母系をさかのぼれば名牝ガーネットにさかのぼり、近親にはワイドセイコー(東海桜花賞)やトーホウドリーム(産経大阪杯(G2))、サマーシャドウ(ジャパンダートダービー(中央交流)(G1)3着)などがいる血統だ。 しかし、牧場時代に負った右肩の怪我が原因で競走馬としてのデビューを断念。2歳7月には競走登録を抹消され、3歳春から新ひだか町のレックススタッドで種牡馬になった。設定された種付料は、競走実績と同じゼロ。しかし、前年にチャンピオンサイアーとなった父サンデーサイレンスのネームヴァリューは絶大だった。 バブルガムフェロー、イシノサンデー、ダ
関東で最大規模の乗馬クラブや競馬の騎手の養成学校を運営する千葉県の会社社長が、6年前に会社を設立したあと、売り上げの税務申告をせず消費税などおよそ2600万円を脱税したとして、消費税法違反などの疑いで東京国税局から告発されました。 告発されたのは、乗馬クラブの経営などを手がける千葉県芝山町の株式会社「ニューオリンピッククラブ」と渡邉義男社長(74)です。 関係者によりますと、この会社は千数百人の会員が登録する関東で最大規模の乗馬クラブや、競馬の騎手などの養成学校を千葉県内の施設で運営していますが、6年前に会社が設立されたあと、国税局の指摘を受けるまで一度も税務申告をしていなかったということです。 東京国税局はおととし11月までの2年間に売り上げに伴う消費税などおよそ2600万円を脱税したとして、会社と社長を消費税法違反などの疑いで千葉地方検察庁に告発しました。 関係者によりますと、渡邉社長
Gate J.での第7回目となった引退馬フォーラムを覗いてきました。 (写真はプレゼント抽選会の様子) 覗いてきた、というと語弊がありますか。 司会進行が荘司典子さん(写真左)で、パネラーが沼田恭子さん(左から2人目)、鈴木伸尋調教師(右から2人目)、そして目黒貴子さん(写真右)という、旧知の、どころかよく知っている人ばかりのイベントでしたので、行かないわけにはいかなかったのでした。 その中で鈴木伸師から、SNSでの告知OKの重大なお知らせがありましたので、一日遅れにはなりましたが、こちらで少し紹介しておきます。 「競走馬の引退後、セカンド、サードキャリア問題について取り組んでいく」 といった趣旨の会が昨年度、立ち上がったのだそうです。 しかもそれは、 「JRAを中心として地全協(地方競馬全国協会)、オーナーズクラブ、生産者団体等が一緒になって」 という大規模なものになるらしく、昨年から準
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