太陽の一部が月に隠される部分日食が今月9日全国で観測されます。日本で日食が観測されるのは南鳥島の周辺を除くと、2012年以来4年ぶりです。ただ、日食は観測方法を誤ると太陽の強烈な光で目を痛めるおそれがあり、国立天文台は専用の日食グラスを使うなど正しく安全な方法での観測を呼びかけています。 前回の日食は地域によっては太陽が指輪のような形に見える金環日食となったことから大きな話題になりました。今回、今月9日に見られるのは太陽の一部が隠される部分日食で、午前9時台から昼ごろにかけて全国で観測されます。 東京の場合、午前10時12分から太陽の一部が隠れはじめ、午前11時8分に太陽の見かけの面積の15%が隠されます。そして、午後0時5分に太陽は元の状態に戻ります。 日食が観測される時間帯は、地域によって異なり、また、南東に行くほど太陽が隠される割合が大きくなります。 那覇市の場合、午前9時29分から