メキシコの首都メキシコ市で、地震によって倒壊したエンリケ・レブサメン初等中等学校のがれきの中で身動きできなくなった人を捜す救助隊員ら(2017年9月20日撮影)。(c)AFP/MARIO VAZQUEZ 【9月21日 AFP】(更新)マグニチュード(M)7.1の地震に見舞われたメキシコ中部では、20日も懸命の救助活動が続けられている。大きな被害が出ている首都メキシコ市(Mexico City)では、学校の倒壊現場で複数の生体反応が確認されているが救助活動は難航。国民が固唾をのんで見守っている。地震による死者は少なくとも230人に達した。 倒壊したのはメキシコ市南部のエンリケ・レブサメン(Enrique Rebsamen)初等中等学校で、これまでに7歳から13歳までの子ども21人、大人5人が死亡した。いまだ多くの子どもたちが行方不明となっている。 救助隊は赤外線サーモグラフィーを使って生存者