北朝鮮によるミサイル発射への対応などを強化するため、北海道稚内市にある日本最北端の航空自衛隊のレーダーサイトに、より高性能のレーダーが配備されることになり、工事に向けて現在のレーダーの運用を止める灯落とし式が行われました。 防衛省によりますと、現在のレーダーは、主に領空周辺を飛行する航空機の探知に使われてきましたが、5年後の平成34年度をメドに配備される「FPS7」と呼ばれるレーダーは、より性能が高いため、弾道ミサイルの探知や追尾もできるということです。 航空自衛隊では、新たなレーダーの運用が始まるまでは、移動式のレーダーを使って警戒に当たることにしています。北朝鮮は、今月と先月北海道南部の上空を通過する弾道ミサイルを発射していますが、防衛省は、最新のレーダーの導入で監視能力がより強化されるとしています。 航空自衛隊稚内分屯基地の出端雅春司令は「北朝鮮が、ミサイルの発射を繰り返すなど国際情
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