横浜市長選・田中康夫の選挙から「政党ブランド型」でも「ワンメッセージ型」でもない、「大切なことは全部伝える」という民主主義選挙の正しい形(とその限界)を考える。 山中33%小此木22%林13%田中康夫13%。 政治というのは多数決、数の力であって、政党という徒党を組んで争うものだ、というのが常識化している。 しかし、行政職のトップを直接選ぶ選挙の場合、本当は政党と無関係な個人として、(所属政党の政策に縛られず)信じる政策を全て掲げ、有権者の支持を獲得したことを背景に議会と向き合い、政策を、実現するための法律(国なら)や予算を議会に求めるのが三権分立の正しい姿ではないのか。 議院多数与党代表が総理になる議院内閣制の日本や、大統領選挙とは二大政党が争うものだというアメリカ大統領選を見続けているから、「個人としての政策より所属政党」という、政党ブランドが候補者選びの一番目の手がかりになると考える
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