自身初の単著「オールインワン 経験症例を学会・論文発表するTips」を手にする見坂センター長=2020年12月24日午後9時35分、兵庫県丹波市氷上町石生で 兵庫県丹波医療圏の中核病院、県立丹波医療センター(同県丹波市氷上町)の地域医療教育センター長の見坂恒明さん(45)が、「オールインワン 経験症例を学会・論文発表するTips」(金芳堂、税別3600円)を出版した。単著は自身初。症例を見つけ、学会発表し、論文発表するまでの一連の流れを、コツとともに紹介している。自身100本ほどの論文を発表し、お蔵入りはゼロ。「上級医が試行錯誤しながら、経験則で教えているのが実際。私の一意見ではあるが、少しでも参考にしてもらい、医学と医学教育の発展に寄与できれば」と話している。 同センターで研修医の指導にあたる見坂さんは、神戸大学大学院医学研究科地域医療支援学部門特命教授で、臨床家(内科)で研究者、教育者