東芝は、メディアストリーミングプロセッサ「SpursEngine SE1000」のサンプル出荷を開始したと発表した。 SpursEngine SE1000は、フルHD映像など高度なメディアストリーミング処理を目的としたコプロセッサ。IBM、ソニー、東芝が共同開発したCell Broadband Engine(Cell/B.E.)のSPE(Synergistic Processor Element)コアを4ユニットと、これにFull-HD対応のMPEG-2およびH.264のハードウェアエンコーダ及びデコーダを加えている。ソニーPLAYSTATION 3に搭載されたCellのSPEは8ユニット(うち使用するのは7ユニット)であるため、SpursEngineではその半分に抑えられている計算。動作周波数は1.5GHzで、SPEの半減などの効果から消費電力は約10Wと低く抑えられている。演算能力は最